地上波のテレビ放送を録画したもので、鑑賞致しました。
合唱版のスウィングガールズって言いたいところですが、本作は、少し違いましたね。
確かに、逆境を乗り越えて、皆が、一致団結して、一つのことを成し遂げる。って言うプロットの青春映画の王道の作品ではあるのですが、「スウィングガールズ」は、ド素人が、皆で、頑張って、成長して、大舞台で大成功を収める。って言うお話でした♪
なので、「皆、良く頑張った。」って言う感じで、爽やかな感動が、あり、映画を見終ったあとの爽快感が、たまらなく格別だったんですよね♪
ですが、本作は、全国大会に、何度も、出場経験のある、合唱部の名門校が、舞台のお話なので、皆、元々、実力が、あるんですよね。
なので、たとえ、夏帆さんが、挫折して、その後、自信を取り戻して、成長して、皆で、頑張って、コンクールで、大成功を収めても、元々、スキルを、持っているので、目的を成し遂げたあとの爽快感は、ありましたが、若者の成長物語としては、やや弱かったと思います。
この辺りは、少し惜しかったと思います。
ですが、夏帆さんは、シリアスな演技も、素晴らしいですが、本作のコメディエンヌぶりも、中々でした♪
ゴリさんとのやり取りも、楽しかったり、熱い気持ちにさせてくれたりと、絶妙でした♪
ゴリさんは、最初は、ミスキャストに見えましたが、お話が進みにつれて、だんだんと、ゴリさんのあのオーバーな力強い熱い演技に、引き込まれてしまいました。ゴリさんの起用は、コメディ―タッチの本作に、合っていたように思います。（個人的な意見ですが。）
なので、総合的に考えると、笑いあり、涙あり、感動ありで、結構、楽しめました♪
