窓拭き業を始めたウォレスとグルミット。その過程でウォレスは毛糸屋の女主人に一目惚れするが同じ頃に連続ひつじ誘拐事件が起きて…
子供時代に見ていた映画の1つで大人になってからはタイトルを忘れてた作品。ずっとひつじのショーンの劇場版だと思い込んでたけど実はウォレスとグルミットの方だったのね「笑」
見るまでは正直ショーンとグルミットがごっちゃになってたけど今見返してみたらグルミットが有能な事。とぼけたウォレスと比べて状況を良く見てるし車まで運転するしショーンを抱き抱えて一緒に逃げる後ろ背中なんか完全にヒーローやん😂
作風としては子供向けなクレイアニメと侮るなかれ。サスペンス、ホラー、アクションを組み込んだ大活劇。様々な映画パロディも感じる作品ですが終盤のバイクVSトラックのカーチェイスからの流れは完全にターミネーターだった。相棒が冤罪で捕まるウォレストの悲しみ、そこから脱出劇に繋がる爽快感、悲劇的な真相ながらもなんだかんだでこの日常がこれからも続くんだろうなと思えるほんわかしたハッピーエンドまでを31分という短い時間でサクッとまとめた良作。これがひつじのショーンに繋がって行ったんやなあ。

午前十時の映画祭の3本立てその3。
「ひつじのショーン」は、ここからスピンオフしたのか。
人形が人形の真似をするサンダーバード出動のパロディはウケた。

午前十時の映画祭の短編三本立ての最後は、ひつじのショーンが初登場します。
しかも動物パニックの中にウォレスの恋も描かれます。
盛りだくさんの娯楽大作です。

短編三本立ての上映はどれも素晴らしかったです。
デコボココンビのウォレスとグルミット。
当然のように、犬のほうが飼い主より賢い。
可愛さと魅力。
時に糸や粘土に残った指紋すらも愛おしくなる手作りの楽しさ。
『JUNK HEAD』や『マッドゴッド』のような狂気の手作りも凄まじいですが、本作のような手作りで作った映画の魅力も忘れてはいけないですね。