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誘惑のアフロディーテのkazu1961のレビュー・感想・評価

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)
3.5
▪️JPTitle :「誘惑のアフロディーテ」
ORTitle:「Mighty Aphrodyte」
▪️First Release Year : 1995
▪️JP Release Date : 1996/12/14
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :
第68回アカデミー賞 助演女優賞
第53回ゴールデングローブ賞 助演女優賞
▪️Appreciation Record : 2022-071 再鑑賞
🕰Running Time : 95分
▪️Director : ウディ・アレン
▪️Writer : ウディ・アレン
▪️MusicD : ディック・ハイマン
▪️Cast : ウディ・アレン、ミラ・ソルヴィノ、ヘレナ・ボナム・カーター
▪️Review
とてもウディらしい作品の一つですね。ニューヨークへの愛と、人生へのネガティブな情熱、そして全ての答えは愛だという答えで終わる作品、いかにもウディです。
今回面白い演出なのは、ギリシャ神話のコロスによる戯曲が、ポイント、ポイントで入ってくるところ。そしてこれが現実とシャッフルされるのが面白い!!
そして本作の見どころは、ヘレナ・ボナム・カーターの存在が薄れるほどのインパクトのある演技をしたリンダ役のミラ・ソルヴィノ。リンダは下ネタのオンパレードですが、下品ではなく、何故かその人の良さが伝わってくるのがお見事。なんせバカっぽく見せるためにヘリウムガスを吸いながら撮影したんですね(ウディも凄い演出を考えます)。そして見事に、この作品でミラ・ソルヴィノがアカデミー助演女優賞を受賞しました(ゴールデングローブ助演女優賞も)。

物語は。。。
生まれたばかりのベビーを養子に迎えたワインリブ夫妻。ルックス、IQ、性格の三拍子揃った息子マックスの成長ぶりに夫のレニーは鼻高々でしたが、一方で彼らの夫婦仲は崩壊寸前。その反動から、レニーは息子の実の母親探しに熱中し始めますが。。。

いつものニューヨークを舞台に愛・人生に迷うニューヨーカーたちの姿を、ウイットに富むエピソードを満載にして描いた心温まる作品です!!

▪️Overview (映画. comより)
可愛い養子の実の母親探しが、思わぬ騒動へと発展してしまう様を描いたロマンチック・コメディ。監督・脚本・主演は「ブロードウェイと銃弾」のウディ・アレン。製作は「アニー・ホール」以来の全作を手掛けるロバート・グリーンハット、エグゼクティヴ・プロデューサーはジーン・ドゥーマニアンとJ・E・ボーケア、共同製作・プロダクション・マネージャーはヘレン・ロビン、撮影は「ハンナとその姉妹」以来アレン作品のほとんどを手掛ける名匠カルロ・ディ・パルマ、美術は「ラジオ・デイズ」以降全作を手掛けるサント・ロカスト、衣裳はそのロカストの助手を経て「ブロードウェイのダニー・ローズ」以降全作を手掛けるジェフリー・カーランド、編集は「マンハッタン」以来の常連スーザン・E・モースで、アレン作品の常連スタッフが集結。共演は「フランケンシュタイン」のヘレナ・ボナム・カーター、本作でアカデミー助演女優賞を受賞して一躍注目を集めた「クイズ・ショウ」のミラ・ソルヴィーノ、「愛のめぐりあい」のピーター・ウェラー、久々の映畫復帰となった「ライムライト」などの名女優クレア・ブルーム、「アマデウス」のF・マーレー・エイブラハム、「陽のあたる教室」のオリンピア・デュカキス、「ブロードウェイと銃弾」のジャック・ウォーデンほか。音楽監修とオリジナル演奏はディック・ハイマンとそのオーケストラ、コーラスが担当。
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