【2021年-48本目】
"総力戦"
「旧三部作」の最終章。
ルークら反乱軍と、いよいよその姿を現したパルパティーン皇帝率いる帝国軍の全面対決を描く。
「旧三部作」の中で一番と言っていいほど、”反乱軍vs帝国軍の戦い”をハラハラドキドキ・迫力満点に描き切っており、アクション映画ファンの自分の魂を否が応でも楽しませてくれる。
まずはジャバ・ザ・ハットとの戦い。
多勢に無勢、絶体絶命のピンチにまで追いつめられるも、一気に形勢逆転。
ハリソン・フォードが出ていること、かつ砂漠地帯での戦いということも相まって、ちょっとインディ・ジョーンズを見ている気分。
レイアが最初に心通わせることになる「イウォーク族」が、小さい体と短い手足というハンデをものともせず、投石や石槍による殴打、弓による狙撃といった原始的な手段を駆使して帝国軍の近代兵器に善戦している姿は、ちょっともう涙が出そうになる。
そして、父と子の因縁。
ルークとベイダーは、またしても剣を交えることになる。
ジェダイの騎士として飛躍的に成長したルークは、自らの手で父親を追い詰める。
暗黒面からの誘いに打ち勝ち、そして善人としての心を取り戻した父の力を借り、ようやく憎き皇帝を葬り去ることに成功した。
旧三部作は、これにて一幕。
しかし、まだまだスターウォーズには秘められた過去がある。
新三部作への期待が止まらない…!