マーベルを本格的に観てみようとまずはじめにみたファーストアベンジャー。
キャプテンアメリカの、キャプテンになるまでの物語だ。
キャプテンのまっすぐ過ぎる意思がある人物に見染められ、肉体改造される。
なんという主人公気質！またその後もその意思は変わることなく、強くなっても傲り高ぶらず与えられた仕事をこなす。
物語は割と単純だが、キャプテンのスーツがとても良い。DVD特典にスーツについてのメイキングが付いていたが、アメリカっぽい色を入れるとか、しかし戦闘用に機能的にもしないといけないとか、どのシルエットが綺麗だとか、コミックのどの部分とどの部分を抽出し、組み立てるか、とても面白い映像だった。
キャプテンの努力によって次第に周囲の評価も変わっていくのだが、キャプテンが純粋すぎて全然共感できない。でもその部分こそが、彼をひときわ際立たせ、アメリカを守る、キャプテンアメリカという存在になっているような気がする。
キャプテンアメリカのレビューを書きながら、最近見たヒーロー映画スパイダーマンのことも思い出していたが、ちゃんとしたスーツで戦えなかった点が同じだ。しかしスパイダーマンではその自作のスーツで最終決戦に挑んだのが、スゴイよなあ。
