内藤洋子、酒井和歌子、加山雄三奇跡の共演！
なのに観た人79人、観たい人80人には驚く。輝くような東宝青春映画も、今の時代、私達が戦前の映画を観るような感覚なんだろうか？

（ジャケ写は東宝のカレンダーみたい。😁）

話がギクシャクして、こちらが恥ずかしくなるぐらいの展開だが、あまり欲張ってはいけない。三人の共演、私にはそれだけでいい。

兄貴（加山雄三）が大好きな妹デコ助（内藤洋子）は、兄貴が見合いをする度にケチをつけて、ダメにする兄思いが強すぎる困った妹。
そんな中兄貴に好きな人ができるのだが…
少し異常とも思える妹目線のそんな話だ。

　東宝スタッフも人気の若大将からどうしても抜け出せないと白状してしまったような作品だ。（主役は内藤洋子なのだが。）
若大将人気にあやかりたい。見え見えの映画。とはいうものの、加山雄三をなんとか脱皮させたい。だから少し違った人間くさい田沼雄一を描いてみたいと思ったかどうか。
主人公はどうみても田沼雄一なのだ。モテて、恋愛は一本調子、恋愛の機微なんてこれっぽっちわかっていない。それなのに愛される。
突然関係ないところで歌も入る。若大将じゃないか。ただスポーツしないだけ。
まぁいいか、東宝青春映画を堪能できたのだから。

※追記
当時の川崎の街のイメージは、丸の内が「こちら側」で、川崎は「そちら側」と言うほどの格差があったのだろうか？ずいぶんひどい描き方をしていて、これだけは気になった。

※酒井和歌子が居酒屋で働き出して、昔の先輩の加山雄三達が会いにいくシーンがある。ビールを注文するのだが、そのビールの注ぎ方に驚く。左手でヒョイなのだ。もともと彼女は左利きだった気がするが、その無造作な注ぎ方はひどい。これはどんな設定だろうと考えてもわからない。会社では10時と3時に社員にお茶を入れていた時代なのに、監督やスタッフ達はどんな指示をしたのか、不思議なシーンだ。今でもこんな注ぎ方はしないのでは？わからないけど。

• #y2025

以前レビューした『お嫁においで』と比べると今作は青春映画っぽいのは良いですが、ストーリーに面白味がなく期待ハズレでした。★

加山雄三の妹デコ助(内藤洋子)は同じ設定ですが、『お嫁においで』とは全く違います。
兄の事が大好き❤️で恋人が出来るとめっちゃヤキモチ妬きます😠💢
こんな兄貴思いな妹がおったら、加山みたいに自分も満員電車内で抱きしめて髪を撫でたるんやけど🤣

序盤で加山の会社ではマドンナ的存在のOL酒井和歌子👧❤️が会社辞めるんやけど、自分になびかない加山に当てつけっぽい雰囲気を感じます。で結局は鈍感な加山が酒井和歌子にプロポーズするんやけど…

加山雄三は女性たちにモテモテ💞
岡田可愛、中山麻里、白川由美。
この頃の白川由美さんめっちゃいい女ですね✨
ロミ山田の百合😻の餌食になりそうになる妹の内藤洋子(。>д<)
これも青春の通過点？…💧

マドンナの酒井和歌子👧❤️の性格は素敵な感じで良いのですが、どことなくテンションの低さが入り込めませんでした。加山雄三も天然な性格で淡白な感じは残念。★
やっぱり若大将じゃないとね。

加山雄三の２作品を比べて見ました

『兄貴の恋人』
女優… ☆☆☆☆☆
ストーリー ☆
主題歌･挿入歌 ☆


『お嫁においで』
女優… ☆☆☆
ストーリー ☆☆☆
主題歌･挿入歌 ☆☆☆☆☆

END．

加山雄三主演の作品ですが、内藤洋子がダブル主演の形です。

加山は、会社の営業マン。
男前で誠実で。正義感あふれる青年で、いろんな女性が憧れる存在。
そんな加山は、妹が気になって仕方ない。
妹役の内藤は、兄貴が大好きで兄貴に近づく女性が気になって仕方ない(笑)

加山の会社を辞めた女性が気になって仕方ない二人。

この頃の女優さん、皆さん綺麗な人が多くて、皆さん独自の雰囲気を持ってます。

岡田可愛と中山麻里でサインはV(笑)

加山と内藤と酒井和歌子で、ほんわかした優しい恋愛映画に仕上がってます。このような感じの作品、いいと思いますよ！