真っ黒こげ太郎

ホステルの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ホステル(2005年製作の映画)
4.5
すべてが、切断される。



女やヤクを楽しみながら旅をするバックパッカーのパクストンとジョシュ。
アイスランド人のオリーを加えた3人で、女の子のパラダイスなホステルに赴くことに。

たどり着いたホステルで女の子パラダイスを楽しむ3人だったが、オリーとジョシュが行方不明になってしまう。

2人を探すパクストンは、相部屋の女から2人が“アート・ショー”にいる事を聞き出す。
“アート・ショー”にたどり着いたパクストンはそのままとっ捕まり、拷問されてしまう!!!

オリーとジョシュは”売り物”として売られ拷問監禁され惨殺されていたのだ!!!

果たしてパクストンはこの地獄から脱出できるのか!?



旅するバックパッカー3人が拉致され拷問監禁される恐怖を描く、スプラッター・ホラー。
近年のスプラッター・ホラー界隈で活躍イーライ・ロスさんの代表作。(だよね?w)

前半はバックパッカーの旅行模様が写されるが、兎に角オッパイまみれ!!!wwwww
ポルノ映画か!と言わんばかりにオッパイまみれな始まりですが、そこから謎にまみれた中盤、グログロな後半からスリリングながらスカッとする展開になだれ込んでゆくクライマックス等、話の運びが良く、観てて飽きない。(前半から中盤のテンポはスロー気味だが。)

前半から後半への話の切り替えのメリハリが良く、そこからの緊張感ある逃亡劇も見ごたえあり。
クライマックスの反撃も爽快で、溜飲が下がる。
(特に女共の末路やホステルへ誘った親父の末路はスッキリ!!!!www)

グロ描写も数自体は少な目ながら気合の入った出来で、個人的には溶け出た目玉を切り落とすシーンがゾクッとした。
痛々しいシーンも多いので、その辺が苦手な人も少々キツイが、どれも見事なスプラッター描写だった。


グロオンリーで目当てだとダレる所はあるし、モヤモヤしたところもあるけど、メリハリの付いたお話にしっかりしたグロも堪能できたので、個人的には中々楽しめたぞ!!!

スプラッター好きなら、観て損はないでしょうな。

なお、本作の続編は話が繋がっているらしい。
近い内に観ねば。