「伊賀野カバ丸」、ビデオ（VHS)で、見ました。
伊賀の忍者服部半蔵の末裔と言われる主人公のカバ丸が東京の名門私立高校に転校して来て、ドタバタして、騒動を起こすお話。
JAC黄金期の映画でしたので、とても見応えがあって、面白かったです！！！！！
ありえない描写や突っ込み所満載の映画なんだけど、JACのスター総出演映画だったので、その辺りは、勢いとパワーで吹き飛ばしていたので、とても楽しめました。
とにかく、アクションとコメディーのバランスが絶妙でした。
冒頭の忍者アクションや空中ダイブシーンに、いきなり心を鷲掴みにされてしまいました。
黒崎輝さんのオーバーな（笑）コメディー演技が、見ていて、楽しかったです。口を大きく開けて、焼きそばを、美味しそうに、食べるシーンを見ていると、こちらまで、お腹が空いて来て、焼きそばを食べたくなりました。じっちゃんを演じた千葉真一さんも、良い味を出していましたね～。
最後は、まさかの展開でしたが・・・。
白塗り王子様キャラの真田広之さんも、カッコ良かったですし、武田久美子さんも、演技は・・・でしたが、ルックスは、初々しくて、可愛かったですね。「宇宙刑事ギャバン」の大葉健二さん（お姉キャラが面白かった。）、「カンフーチェン」の高木淳也さんと、皆さん、それぞれ、持ち味を出していて、素晴らしかったと思います。
京都東映太秦映画村でのドタバタ劇も、何だか、ワクワクしました。（遠足で、行ったことがあるので、懐かしく思いました。）
映画村で、高木淳也さんの着ていた衣装は、もしかして、「カンフーチェン」の物だったりして？
高木淳也さんの華麗な足技、カッコ良かったなあ～。
そして、クライマックスの黒崎さんVS高木さんの「五種目競技」は、体を張った、危険なスタント満載で、流石、JACだなあ～って、唸らされました。
特に、走る車の上に振り落とされないようにしがみつくスタントは、圧巻でした。
それから、どうして、真田さんが主役じゃなかったんだろう？って、インターネットで、調べてみたら、当時、怪我をされていた理由で、主役が黒崎さんになったみたいですね。
なので、本作での真田さんは、脇役で、殆どアクションを披露されませんでした。
真田さんは、コメディー演技よりも、シリアスな演技の方が似合うと思うので、そう考えると、黒崎さんのカバ丸は、ハマリ役だったと、個人的には思います。
あと、本作は、劇場公開当時、ジャッキー・チェン主演の「カンニングモンキー 天中拳」と二本立てだったみたいですね。豪華な二本立てですね＾＾
「伊賀野カバ丸」と「コータローまかりとおる」のDVD化を熱望致します♪
