だい

空の大怪獣 ラドンのだいのネタバレレビュー・内容・結末

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、いろいろちょっとなぁ…って感じ。

いやね、スケールはでかい。
キングコングとかゴジラよりもでかい。

そりゃそうだろ、
退治のために阿蘇山噴火させるんだぜ!!!
驚愕!
今だったらわりとプロ市民からクレームつきそう。

でもね、
阿蘇が噴火したらあんなレベルじゃ済まないと思いますよ…


スケールはでかいんだけど、
それ以外はツッコミ所満載すぎてやばい!

あのヤゴの化け物みたいなやつ、
キュイキュイいう音、どこから出てるのん!?
ってかそもそも、ストーリー上、あんなに引っ張る必要あった??
中盤まであいつに苦しめられてたから、
あれがラドンなのかと思ってたぜ…

街のセットが明らかすぎるくらいチープなジオラマ感!
上空を浮遊するラドン、ワイヤー見えてるぞ!(隠す気ない)
めっちゃ不自然な森永ミルクキャラメルの広告塔アピール!
そして何よりも、
何で噴火してるとこでずっと上下動繰り返しとるん??
帰巣本能うんぬんじゃなく、普通逃げるだろ!!


むしろラドン出る前のヤゴ襲ってきてる時のほうが、
緊迫感もあって楽しめたという事実。
ラドンいらん子やん。

ヤゴの造形のキモさも含めて、寄ってこられたくない感がすごいからな。


ウルトラQ好きなので、
佐原健二が出てるだけで安定の特撮感出るわ。
回復が相当厳しい記憶喪失と診断されてるのに、
わりと簡単に治った(笑

この時代の邦画全体的にそうなんだけど、
台詞がめっちゃ聞き取りにくくて集中できないのはしゃーないのかね。
特に労働者役とか軽い訛りもあって聞きにくいんだよなぁ。
だい

だい