うどん

天使のくれた時間のうどんのレビュー・感想・評価

天使のくれた時間(2000年製作の映画)
4.2
フォロワー様のレビューから気になり鑑賞!

良作でした!

キャストに関しては、ヒロインのティア・レオーニさんが可愛らしすぎた。子役たちも可愛いかった。
ストーリーはなかなか良かった。冒頭の主人公のロンドン行きが一つの大きなターニング・ポイントだったんですね。終盤のやや急な流れは、うーんな気もするが、ラストシーンの景色は綺麗だった。現実とあり得た未来とのギャップがありすぎ、というか真逆ではあるが、人生において何を重視するのか考えさせられた。

生活の質の基準は、人それぞれだと思います。確かに、欲しいものが何でも手に入る生活は魅力的。お金に困らない生活は素敵。
仕事一筋も悪くない。むしろ、まだ学生の私はそれを強く望んでいる。早く仕事人として一人前になって、親に恩返しもしたいという思いもある。結婚や子育てを前提に今後の将来を考えることはないけど、「ビフォア・サンライズ」のセリーヌみたいに「1人の男性を軸に振り回されず、でも1人の男性に愛される」生活に憧れている。
社会は甘くないし、理想を言ってられないことも、わずかな人生経験と親の苦労から、ほんのり分かっています。お金がないと困るものはたくさんあるし、欲しいものを挙げたらキリがない。要は、そのお金を人生のどこに位置付けるか。家族や友人、恋人といった大切な人との繋がりを大切にすれば、それはそれで良いんじゃないかな。(甘ったれたことを言っていたらごめんなさい。)
うどん

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