最新作の予習として鑑賞。
車を愛する青年・ブライアン。
カフェで働く女性・ミアに恋をした彼は、彼女の兄・ドミニクに出会い、ストリートレースの世界にのめり込んでいくことに...。
ギャングの陰謀が渦巻く世界で、彼の運命やいかに。
現代も続く人気シリーズの第1弾。
かっこいい車...セクシーな美女...!
みたいなオラオラ系イメージが苦手で、無意識に敬遠していた本作ですが、実際に見ると、
サスペンス要素があったり、
人間ドラマがあったりと、
意外とあなどれない一作でした。
原題の『The Fast&the Furious』は直訳すると、『速さと怒り』 という意味になるそうですが、そんなタイトルもピッタリな作品で、登場人物の怒りを起点にしたアツいカーチェイスには、引き込まれるものがありました。
今見ると、(いかにも男性中心主義な)女性に対する露骨な性的描写に違和感も残りますし、
シンプルに雑なカット繋ぎが話の流れを不自然にしていたりと突っ込みたくなる部分も多々ある作品ですが、後に続いていくシリーズの原点としては、観る価値のある作品だと思いました。