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ゴッドファーザーPART IIのkazu1961のレビュー・感想・評価

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)
4.7
「ゴッドファーザーPARTⅡ」
1975/4/26 公開 アメリカ作品 2017-30
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1970年代ランキング2位
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1975年第47回 アカデミー賞作品賞

三部作の第2作目。この作品も何度鑑賞したでしょうか、シリーズ全てが鑑賞すればするほど味が出て来る素晴らしい壮大な作品です。
前作の後日談としての息子マイケル・コルレオーネのマフィアとしてのファミリーと本当の家族としてのファミリーを守ることの矛盾と難しさと葛藤を、若かりしころの父親ビトー・コルレオーネが力を手にしてファミリーを形成していく様との対比で見事に描いています。また前作同様、その見事で切ないストーリー展開、構成が何とも言えない独特の雰囲気を作り出しています。
また何と言っても第1作のマーロン・ブランドに代わり若かりし日のロバート・デニーロが好演、話し方がマーロン・ブランド演じるビトー・コルレオーネのイメージに繋がるのは鳥肌ものです。さああと一本鑑賞しましょう!!

1972年に公開された『ゴッドファーザー』の続編。原作となったマリオ・プーゾの小説の中から、前作では描けなかった父ヴィトー・コルレオーネの青年時代と、息子マイケル・コルレオーネのその後という二つの異なった時代の物語を平行させながら描いている。この形式には意味があり、二つの時代の主人公を対比的に描いて、現代の主人公であるマイケルの苦悩を高めるためである。
製作・監督はフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラとマリオ・プーゾ、原作はマリオ・プーゾ、出演はアル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、ジョン・カザール、タリア・シャイア、モーガナ・キング、リチャード・ブライト、フランチェスカ・デ・サピオ、トロイ・ドナヒュー、マイケル・ヴィンセント・ガッツォー、G・D・スプラドリンなど。
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