nisui

パニッシャーのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

パニッシャー(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

妻子をマフィアに殺された元刑事が趣味でマフィア殺しやってたらつい殺しすぎてマフィアの組織が弱体化、そこに日本のヤクザが付け入ってビジネスを持ちかけたら断られたのでマフィアの子どもたちを誘拐、いくらマフィアの子どもでもひどい目に遭うのは見過ごせない主人公が助けに行く話。
キャラクターがいいなあー。さすがはアメコミ原作。主人公は正統派だけど、相棒が浮浪者なのに妙に小洒落てたり、刑事コンビが黒人男性と白人女性という珍しい組み合わせだったり、なんたってラスボスが日本人の女組長ですよ!しかも側近の金髪美女とはただならぬ関係(断言)。でも主人公、筋骨隆々でスタイル抜群なのに肉弾戦の迫力のなさはなんなんだ。
マフィアと一緒にマフィアの息子を救出に向かう流れにヌルい感じで終わっちゃうのかなーなんて思ってたけど、たとえ息子の目の前だろうと有言実行でマフィアを殺したのは良かった。恩人に銃を向けた息子の行動には胸を打たれたし、銃を下ろした息子に対する主人公の言葉にもグッと来た。「いい大人になれ。さもなくば俺が待っている」
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