ウォンカとチョコレート工場のはじまりのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

おいしいものが集まるグルメ通りで自分のチョコレート店を持つ夢を見る青年の話。
めっちゃ面白かった！小さな工場みたいなチョコレートキットやテーマパークみたいなウォンカの店にはすごくワクワクした！からの全焼は心臓が痛くなった…。
主人公たちの虐げられ方は洒落にならないレベルだし、悪党チームは主人公たちをガチで殺しに来てるから逮捕されただけじゃ全然気が済まないんだけど、作品の雰囲気のせいでまあいいかと思えてしまう不思議。憎めない…いやフツーに憎いんだけど、チョコレート協会三人組のどこか間の抜けた感じとか、宿屋の夫婦の気色の悪いラブラブっぷりとか、なんか憎み切れなくて。賄賂のチョコを食べ過ぎてドンドン太っていく署長が最高。
ウォンカのチョコでみんなが幸せになっていくのもよかったなあ。チョコを食べて勇気がわいてプロポーズに成功した青年とか、本当によかった。
エピローグのウィリーが母の形見のチョコを6人で分けるのがすごくよかったし、アニメで描かれていたヌードルの夢が現実のものとなったのには素直に涙が出た。
ウィリーのお母さんパディントンのお母さんだ！と思ったら監督がパディントンの人なのね！パディントン大好きな私がハマるわけだ。