ウサミ

007/慰めの報酬のウサミのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.4
序盤のアクションは派手、しかしあまりに多すぎるカットに辟易。もはや何が行われているか分からないパルクールと、前作でも観た高台での追いかけっこ。うーん…

ドラマ部分そっちのけでイベントが進むから、感情が上滑りし、イマイチ入り込めない。
特につまらなくも、面白くも感じないまま、気がつけば鑑賞1時間。ここで一回集中が切れた。

ボンドの精神的な側面に切り込むテーマや展開の面白さはあるんだけれど、あんまり乗り切れず。

ヒロインのキャラクターとしての魅力も薄め。とても美しかったですけどね。キャサリンゼタ=ジョーンズみたいな美しさでした。
敵役もよくあるアクション映画の犯罪組織のボスって感じでした。

ボンドの暴走、英国組織との食い違いを可哀想な死体ひとつで観客に納得させるってのは、マナー違反というか、いささかパワープレーが過ぎません?
ウサミ

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