おおさこ

男はつらいよ 寅次郎恋歌のおおさこのネタバレレビュー・内容・結末

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

寅8

季節は秋

旅の一座と語らう寅さん

雨の中宿まで送ってくれた女の子にお駄賃、間違って五千円上げてしまう寅さん

いつの間にかに歩ける満男

いつも通り寅屋の前を往復する寅さん

気づいてないふりをするさくらたち

大歓迎されて訝しがる寅さん

拗ねる寅さん

印刷したてのチラシで鼻をかんでピエロみたいな顔になる寅さん

ひろしの手ぬぐいで拭いてさらに酷い事に大爆笑の工員たち

酔って帰って来て荒れる寅屋

寅さんに煽られて泣く泣く唄うさくら

自分のした事の酷さに気づいて出て行く寅さん

ひろしのもとに母危篤の電報

帰省、そのままお葬式に

何故か現れる寅さんに驚くさくら

お墓の前での記念撮影で笑ってぇーと言ってしまう寅さん

続いて泣いてぇーと言って不評を買う寅さん

ひろしのお父さん(志村喬)の今後を話して少し気まずい晩餐

お母さんについての議論で熱くなるひろし

無事に東京に着いた実家に電話すると寅さんが出て来てビックリするさくら

世話するどころか世話されてる寅さん

寅さんに人間は一人では生きていけんと諭す志村喬

寅屋の近くで喫茶店を開いたマドンナが挨拶に来る

入れ違いで帰ってくる寅さん

志村喬に聞いた話をさくらたちに話すも全然伝えられない寅さん

マドンナと寅さんがいつか会ってしまうと不安がる寅屋の面々

寅さんが泣く子供をあやしてるとマドンナ登場お寺の鐘が鳴り響く

速攻でメロメロの寅さん

マドンナだと思って振り返ったらさくら、爆笑するタコ社長

偶然、マドンナの営む喫茶店に入る寅さん、ビビってすぐに出てく

団子を買いに来たマドンナと再会する寅さん

マドンナに旦那がいない事が分かって浮かれる寅さん沈むさくら

さくらに連れてこられた体で喫茶店に入る寅さん

店中のお客の勘定を持つと言うが足りなくてさくらがこっそり払う

寅さんのおかげで友達が出来たマドンナの子供嬉しそうなマドンナ

寅さんにお礼に来るマドンナ

団子屋の事を謙遜するあまりおいちゃんの事をメタクソに言って大喧嘩

ひろしを訪ねてくる志村喬

マドンナの所に通いつめる寅さん

マドンナの金銭トラブルを知ってしまう寅さん

お金を工面しようと本の叩き売りに精を出す寅さん

マドンナにリンドウの花を上げる寅さん

困った事があったら何でも言ってくれと言われて嬉しくて涙するマドンナ

リンドウの話を聞かせる寅さん

悲しい結末を避けて自ら身を引いて旅に出る寅さん

マドンナの幸せを願う寅さんの手紙をバックに寅屋の庭先で談笑するさくらたち

旅先でまた旅の一座と再会する寅さんトラックの荷台で談笑しながら走り去る



感想
友達が居なくて寂しそうなマドンナの子供を楽しませるために、お寺からお供物を盗んで土手を転がり落ちる寅さん達が、あまりにも楽しそうでウルウルしてしまいました。子供に友達が出来た嬉しさで涙するマドンナ姿も本当に感動的。
今回はマドンナに男の人が現れるでも無く自ら身を引く寅さんの姿に哀愁が漂ってた。
志村喬の件にマドンナの借金の件も、具体的には何も解決してないのが何とも現実的。
けど、最後に笑ってるさくらたちや寅さんの姿を見て、それでも人生は続いて行くんだなぁー、と背中を押された気持ちになりました。
今までどれも面白かったけど、特に好きな作品に。