たけちゃん

天使にラブ・ソングを2のたけちゃんのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)
4.3
今日から新しい1日が始まるのよ!


ビル・デューク監督 1993年製作
出演ウーピー・ゴールドバーグ


「天使の日」に紹介した前作「天使にラブソングを」
これを観るとやっぱり続けて観たくなる2作目( ˇᴗˇ)

前作はマフィアの殺人現場を見たために命を狙われるサスペンスタッチの作品でしたが、今作はテイストが変わって、荒廃した学校の立て直しを図る青春ムービーになりました\(^o^)/


これって、コンセプトの大転換です(✧"✧)キラ
普通なら大ブーイングですよね~( ̄∀ ̄)


ところが、そうならなかったのが、この作品の凄いところで、個人的には1作目よりもさらに好きというね。それこそが音楽の持つ力。すごいシリーズです✧٩(ˊωˋ*)و✧


ストーリーは荒廃した高校の教員として務めるシスターたちが、あまりの大変さにデロリスに助けを求める。そんな中、生じる廃校の危機。そこで……という展開です。


なんかどこかで観たような……ですが、めっちゃハッピーになれる面白い作品なので、まずは手に取って観てみましょう\(^o^)/




さあ、そして、前作に続き、素晴らしいのが音楽。
それでは、音ネタ💩ウンチクンコーナー\(^o^)/



今作はなんと言ってもローリン・ヒルですよね。
実は、彼女は知る人ぞ知る黒人DIVA。13歳の頃にワイクリフ・ジョンらに出会い「フージーズ」を結成。1992年に契約、1994年にデビューします。

映画製作当時は18歳、映画では学生メンバーの中心人物でしたし、ひときわ目を惹く美人でしたので、観た方ならお分かりですよね。


今作のヒットもあり、1996年発売のフージーズのセカンドアルバムは、全世界で1700万枚を売る大ヒット✧٩(ˊωˋ*)و✧

その後、結婚を契機にソロ活動をスタート。
1998年に発売したソロアルバムも全世界で1200万枚を売り、翌年のグラミー賞で女性アーティスト史上最多となる5部門受賞の快挙を成し遂げるのです。

もちろん、僕もどちらも持ってます( ˇᴗˇ)



そんなローリン・ヒルをはじめ、前作で活躍したシスターたちも再び登場。キャストもボリュームアップした今作が悪いわけないんです( ˘ ˘ )ウンウン


サントラ盤は、劇中のセリフも含まれたスクリプト版なので、映画を思い出すのにも最適。映画を気に入った人はマストバイですよ( ˘ ˘ )ウンウン

好きな曲だらけで、全曲触れたいくらいなんですが、それでなくても長い僕のレビューが、さらに長くなるので、泣く泣くカット(笑)
ちょっとだけ紹介しますね( ¯−¯ )フッ


1曲目はお馴染みのデロリスのクラブナンバー\(^o^)/
前作以上にサービスいっぱいで、イントロの「マイ・ガイ」のメロディから次々と曲が変わります。みなさん、何曲分かりますか?って感じですね(笑)宙に吊られてのパフォーマンスも素晴らしかった。笑いました!


デロリスとシスターたちが歌うのは「Get up offa that thing / Dancing in the street」前半はジェームズ・ブラウンのナンバー、後半は前作でも取り上げられたマーサ&ヴァンデラスの曲ですね。あいかわらずのシスターたちのノリの良さがサイコーです。

「Dancing in the street」はデヴィッド・ボウイとミック・ジャガーがカバーしたバージョンも好きだったなぁ( ˘ ˘ )ウンウン

あと、生徒達の前で披露する「Ball of Confusion」も良かったなぁ。あのおばあちゃんシスターのピアノ伴奏から盛り上がっていくところがサイコーでしたよね( ˘ ˘ )ウンウン


そして「Oh, Happy Day」ですよ✧٩(ˊωˋ*)و✧
いやぁ、好き~。
音楽クラスのメンバーが初めて校内の生徒の前でパフォーマンスする曲です。この曲はまだローリン・ヒルではなく、メインはアマール役のライアン・トビーがフューチャーされています。

このライアン・トビー、ラッパー時代のウィル・スミスと一緒に活動したり、後に、アッシャーの作品に楽曲を提供したりと、クリエイターとして成功します。ハイトーンが素晴らしかったですね。


そして最後は「Joyful, Joyful」です\(^o^)/
ローリン・ヒルがメインボーカルとして歌いますが、もう、サイコーですよね!曲の途中にジャネット・ジャクソンの曲を加えたりという編曲も素晴らしくて、何度も観ちゃうし、聴いちゃいます( ˘ ˘ )ウンウン


エンディングで流れるのは、キャスト全員で歌う「Ain't No Mountain High Enough」です。
覚えてますか、この曲?
「ガーディアンズ~」の1作目でスターロードがお母さんの手紙を読む時に流れたマーヴィン・ゲイとタミー・テレルの曲です。実はこの曲、たくさんのアーティストにカバーされているんですが、1970年にダイアナ・ロスがカバーしたバージョンは全米1位となる大ヒットとなり、今作のアレンジにも生かされていましたね( ˘ ˘ )ウンウン



ほかの曲も素晴らしいものばかり。
サントラ盤だけ聴いてもチョーハッピー😆



ラスト、どうなるのかは想像通りですが、ただただ、ハッピーになれるので、何度も観たくなるんですよ。みなさんも、ぜひ、どうぞ(。・ω・。)ゞビシッ!!