great兄やん

アルファヴィルのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

アルファヴィル(1965年製作の映画)
3.4
一言で言うと「涙を流す者を救え」
[あらすじ]
コンピューター・アルファ60に支配され、何の感情もなしに人々が暮らす星雲都市アルファヴィル。活劇シリーズ物のヒーロー左利きの探偵レミー・コーションは、ブラウン教授救出の命を受けてそこに潜入。だが教授こそコンピューターの開発者だった...

一昨日に『ウィークエンド』を観てから若干ゴダールのファンになりつつある自分。
今作はα60というコンピューターに支配されたα都市(アルファヴィル)が舞台で、感情を抑圧された中で愛を求める無機質なSFストーリー。
これはそんなに面白くは無かったかな〜😅...
物語の質感が『ブレードランナー』と凄く似てるので、要はブレードランナーが好きか嫌いかで今作の評価が左右されるのだと思います。
(過去のレビューを見たら分かりますが、ブレードランナーは正直苦手な作品です😌...)
一つ一つのカットがとても斬新で独特。
特にプールでの処刑が一番印象的。
ただ、未来って感じがしない(;^ω^)
時代が時代ですからね〜😅...
感情を持ったら重罪で死刑になったり、コンピューターで支配された都市などと今の映画でよくありそうな構想を約52年前に出来上がってたっていうのがとても関心です😮。
愛を知らない女に愛を教え込もうとする男。
やはりゴダールは生粋の天才なのか変態なのか...
多分それが分かる日って来ないんじゃないかな〜?(^O^;)...