2017/2/25 秋田シネマパレにて鑑賞。
2014年4月、映画館シネマパレ初体験作品であり、俺にとって映画人生の転機になった作品。
本作は元々、DVDで何度も鑑賞するぐらい大好きな作品だったが、映画館で観るとその何倍も楽しめる!と、パレは教えてくれた。
“退屈で平凡な世界を破壊しようとする男”
VS.
“そんな世界でも守ろうとする男”
映画ファンの間ではお馴染みの語り草になっている菅原文太のアクションも、映画館で見たらド迫力過ぎて逆に笑ってしまうほど笑
その他、原爆製作過程も興味深いが、デパートでの心理戦もお気に入り。張り詰める緊張感から当時の街並みや雰囲気まで味わえる。
これはSF、アクション、サスペンス、コメディ、ラブロマンス…あらゆる要素を含んだ邦画史に残る一大エンターテイメント!
こんなにミックスしてるのに全てが上手く絡み合っている奇跡は、まるで本作自身が危うい “核爆弾” のよう。
原発を朝日に照らすカットから、タイトルインするOPは何度見ても痺れるし、ザ・スパイダーズの井上堯之氏による音楽も、この時代の空気や作風に相過ぎている!
これぞ映画!しかし、二度と作れないだろう映画!!