20世紀の映画史に残るラスト20分と、菅原文太兄いの「さ・あ・い・く・ぞ」は21世紀に残したい名セリフ&名シーン。
今回は40周年記念リバイバルってことで観たけど、思えば20年前に初めて観たときは20周年記念だったのね。今更ながら理解した。
20年ぶり2回目の鑑賞だったが、文太無双とジュリー七変化以外に、原爆を作っていく過程のおもしろさは相変わらず。
あと笑いを伴う事で『フレンチコネクション』を超えるアクションシーンを作り上げた事に拍手。
学生だった初見時は70年代の空気とか団塊の世代の次の世代の感覚とか色々思う所があったけど、自分の感性が落ちたのか気にならなくなったのか、物語や人物の方に集中して鑑賞できた。
良いのか悪いのか分からないけど。
ちなみに私が原爆兄さんになれば、とりあえず午前十時の映画祭の継続を要求します。
☆☆☆★★★