ふたば三十郎

おませなツインキーのふたば三十郎のレビュー・感想・評価

おませなツインキー(1969年製作の映画)
3.0
漢チャールズ・ブロンソンが、変態、ロリコン、強姦罪で懲役云々…と散々な言われような珍しい作品だが、しかしそれら全てが合っているという珍品中の珍品。

まあ四十前のおっさんが女子高生と結婚すりゃあそうなりますよねって、世間と家族の反応に納得しつつ、それでもイチャコラやってる2人を見せられる苦行のような時間。

中盤からはイギリスお嬢様のNY滞在記として見られたが、正直前半はキツかった。

リチャード・ドナーはこの後『オーメン』『スーパーマン』を撮り、その後80年代から90年代を代表するヒットメーカーになるわけだけど、その片鱗を全く感じさせない作品。

ブロンソンは名作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』や『さらば友よ』の後がコレって、いったい彼に何があったのだろうか(笑)
本作は英伊合作みたいだから、イタリア絡みの何かなのかな?
☆☆☆