デイ

イン・アメリカ/三つの小さな願いごとのデイのレビュー・感想・評価

4.2
ジム・シェルダン監督の実話を元に監督の2人の娘さんと共同執筆した物語。
もうね…シェルダン監督と娘さん2人のこの作品への愛を感じましたよ😢

10歳のクリスティとまだ幼いアリエルの姉妹がとにかく可愛くてねー☺️
演じたお二人が本当の姉妹だから、もう息もピッタリ☆なのですよ!
(サラ・ボルジャーとエマ・ボルジャー)

クリスティがいつもビデオカメラを回していて、家族の事を撮影していて、たまにクリスティが撮影したビデオ動画が差し込まれる作りとなっていて
映画の語り部もクリスティなのです。

結局のところ、この映画も
「大切な誰かを亡くした人(家族)の再生の物語」
であって
私は続けざまに、何作品もこのテーマの映画をチョイスしているんだなーって…。

息子フランキーを階段の落下事故で亡くしてしまったサリヴァン家。
故郷のアイルランド🇮🇪を離れ、NYで新たに生活を始めるものの、立ちはだかる貧困と乗り越えられない息子を亡くした悲しみ。

を見守る長女のクリスティ。

NYで新しい住処(すみか)として選んだのは"ジャンキーアパート"と呼ばれるボロボロのアパートの10階。
エレベーターは壊れている。

広い広い!!
バスタブが部屋の真ん中にあるよー!!
って無邪気に喜ぶクリスティとアリエル姉妹。

役者を目指すパパのジョニー。だけれど、なかなか仕事が見つからない。
教師になりたいママのサラはアイスクリーム屋さんで働く事に。

2人の娘を新学期から私立の学校に入れてあげたいからと、深夜のタクシードライバーの職に就くジョニー。

ハロウィンの仮装をしたクリスティとアリエルが可愛くて可愛くてねー☺️❤️
初めて"アメリカ式"のハロウィン"Trick or Treat"をやってみるものの、ジャンキーアパートだから、誰もドアを開けてくれず
やっとドアを開けてくれたのが、黒人でアーティストのマテオ…。

家族で映画E.T.を観に行き、映画の帰り道で、屋台のゲームでボールを連続7回穴に投げて入ったら、E.T.の縫いぐるみが貰える…。
賭け金を持ち金全て賭けてしまうジョニーだったが…。
もう、ここのシーン、心臓がバクバク。

やがてサラは妊娠するのだけれど
医師から
「早産で死産してしまうか、または母体が危険で死ぬ可能性もある」
と告げられ
ジョニーとサラのイライラは募り、やがて、
「フランキーが死んでしまったのはあなたのせいじゃないの!!」
と口喧嘩に発展。

精神が壊れてしまう幼いアリエル😢。

親の苦労と乗り越えられない悲しみの苦悩で胸がギウギウになり
でも、幼い娘達は分かっているんですよね…😢。

家族を一番支えて来たのは、幼いながらも、長女であるクリスティという事。
健気で自分の犠牲をいととも思わないクリスティの意思…。

クリスティが弟フランキーと約束した
「3つだけ願い事をしても良い」
という言葉。
クリスティはどこで、その願い事を使ったのか。

この世に別れを告げる命、そして、この世に生まれて来た命。

E.T.が月に帰るシーンと引っ掛けていて
NYに大きな満月🌕が登った夜、家族でベランダから月を眺める。

そして、ラストシーンでクリスティが両親に掛けた言葉…に涙😭!!

E.T.が好きなかたには是非観てもらいたい映画です!!☆


ジョニーを演じたバディ・コンシダインはfan!にクリップしていました。
この映画当時は28歳ぐらい?今と余り変わらないですね☺️

サラ演じたサマンサ・モートンのベリーショートヘアがてとも素敵でした☆

サラ&エマ・ポルジャー姉妹は今30歳と25歳。
そのまま、可愛く美しく成長しています☆
是非チェキラー☆してみて下さいね😊
デイ

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