前回の惨劇から200年後、軍の科学者達によってリプリーはクローンとして再生するが、彼らの真の目的はエイリアンの繁殖であり、その軍事利用だったことが判明するという、アメリカ発🇺🇸のSFホラー。「エイリアン」シリーズ第4弾。
"謎多きエイリアンとリプリーの親子物語"
「エイリアン」シリーズは新人監督の登竜門といわれているみたいで、新人監督が1作品毎に起用されています。ですので、それぞれの作品で新人監督ならではこだわりや世界観が滲み出ていると1作目から4作目を見てきた俺はそういう風に感じ取れました👽
1作目は本格的なホラー映画で、2作目は派手なアクション映画で、3作目は暗いヒューマンドラマという風にそれぞれの魅力がありましたが、本作品は人間の残酷さが描かれていたような感じがしました。その理由は研究者たちがエイリアンやクローンとして蘇ったリプリーを軍事利用している様子が残酷だったからです🧫
また、研究者たちによって無理やり甦らされてしまった被害者としての側面があるリプリーにはどことなく哀愁が漂っていて、そこが物語をより盛り上げるためのスパイスになっていました。そのおかげで、ホラー映画としてだけではなく、ヒューマンドラマとしても楽しめる部分もあったように感じました🧪
2作目と同様に色んなキャラクターに感情移入しながら見ることができる良さがあったりスプラッター描写がパワーアップしていたりと前回の3作目と比較すると、娯楽性のある内容として作られていたので、本作品はどの人でも楽しめるのではないかと思っています。逆にグロいのが苦手な方は見ない方が良いかも👍
というわけで、1番怖いのはエイリアンではなくて人間であることを思い知らされる映画でした。これから起こりうる1つの可能性を映像化した作品である又はとても考えさせられる話で見る価値はあると思います。まだ見ていない方はぜひ👽
※リプリーに甘えるエイリアンが可愛い💀
