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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
▪️JPTitle :「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 2012
▪️JP Release Date : 2012/11/17
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : 第36回日本アカデミー賞
優秀アニメーション作品賞
▪️Appreciation Record : 2022-133 再鑑賞
🕰Running Time : 95分
▪️Director : 庵野秀明(総監督)、摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉
▪️Writer : 庵野秀明
▪️MusicD : 鷺巣詩郎
▪️Cast : 緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、石田彰
▪️Review
とにかく公開時鑑賞して唖然として、解説を読み漁った記憶があります。本作『Q』は『序』、『破』以上に全く新たな物語となっています。前作から14年後の世界におけるNERVと反NERV組織「ヴィレ」の戦いなど、TVシリーズや旧劇場版とは全く異なるストーリーが展開されています。そして、その難解さにファンな呆然としたことも話題になりましたね。その部分は週末に鑑賞予定の『シン・エヴァンゲリオン』で回収してくれることを期待しています(笑)。
その難解さを含めての世界観の表現やストーリー展開の速さ、艦船やエヴァ等のデザイン、色彩感覚はとても素晴らしいものになっています。少し残念なのは、そのスピードが故に登場人物の描写の不足感があるかもしれません。
それでもやはり本作を構成する複雑な世界観と未成熟な感情の動きこそが『エヴァ』だと思います。

物語は。。。
アスカのEVA改2号機とマリのEVA8号機は、静止衛星軌道上で“US作戦”を実行していました。円盤状のEVA Mark.04と激戦の末、初号機とシンジを奪いとるミッションです。ようやく目ざめたシンジの前には、思いがけない知人らの姿がありました。。。

▪️Overview (映画. comより)
社会現象を巻き起こした庵野秀明監督によるオリジナルSFロボットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(1995~96)を、新たに4部作で描きなおす「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ第3作。軌道衛星上に初号機とともに封印されていたシンジは、ミサトやアスカらの手により地上に戻され、目を覚ます。しかし周囲の状況は様変わりし、ヴィレという新しい組織に所属するミサトらは、巨大戦艦ヴンダーを駆使してNERV(ネルフ)と戦っていた。状況が理解できないまま困惑するシンジは、迎えに現れたレイの声に導かれてミサトらの下を去り、変わり果てたNERV本部へとやってくるが、そこで自分が眠っていた間に起こった恐ろしい真実を知ることになる。新キャラクターや新エヴァンゲリオンも登場し、TVシリーズにはなかった新たな物語が展開する。庵野秀明総監督の下、監督に摩砂雪、鶴巻和哉、前田真宏の3人があたる。活動休止中の宇多田ヒカルが新曲「桜流し」をテーマソングに提供。スタジオジブリ製作のミニチュア特撮短編「巨神兵東京に現る劇場版」が同時上映。
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