Oto

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:QのOtoのレビュー・感想・評価

3.5
急にStarWarsみたいで驚くし、違和感も退屈もあるんだけど、後になって思い返すと必要な時間だったとわかる、という立ち位置。

観客がシンジと一緒に浦島太郎感覚を味合うというのは面白いけど、設定がわかっていない序盤で長い戦闘を見せられるのは結構辛かった。さすがにシンジが話が通じないやつになりすぎていて驚いた(あの状況でヤリ抜くのやばすぎて、バカがガキになったというので収まるレベルじゃない)のと、今までは情報をどこまで明かすかというラインが絶妙に引かれていたから将棋のシーンは物語がさらに別次元に行ったような感覚があって少し置いてけぼりになった。
「エヴァの呪縛」ってどういう仕組みなんだろうっていうのが気になるのと、連弾で仲良くなるのは好きだけど突然ピアノが上達する違和感があった。

それにしてもこの終わり方で9年間待たされたエヴァオタクに同情してしまう...。
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