前作は清々しさのあるゲテモノカンフー映画だったけどこれは色んな意味でショッキングな続編

前半はかなりフルスロットルで逃亡者マートンのその後と暴政への反逆者たちの闘いが武侠色強めにカンフーバトルが展開されていく、その辺は前作よりもテンポがトントンと進んでいく

空飛ぶギロチンのオリジンを描いた前作はギロチン部隊もまだ発展途上で見応えのあるワンパターンギロチンだったが本作ではギロチン部隊がちゃんと確立されていて最終的な殺し方こそ一緒だけどそこに至るまでの揺動アタックがレベルアップしていて前作よりもグッと良くなってる

今回ドラマ面はかなり重たいストーリーになっていてマートンの家族が犠牲になっては身内の死が矢継ぎ早に描かれていていかにも復讐劇なドラマとなっている
ラストの救いようのないブツ切りエンドはジャッキーがコミカルカンフーというジャンルを開拓する前の時代を感じさせる

皇帝を追い詰めていくクライマックスはメチャクチャ良い。マートン、女ギロチン、剣術マスターその3人が「プロジェクトA」のビッグ3vsディックウェイのように展開されていく3対1は皇帝めっちゃ強えってなるしギロチンを知り尽くした心理戦も兼ねて見応えありまくり、ギロチンのカタルシスは爽快なのにラストが超バッドエンドなのが素直にスッキリさせてくれない笑

ギロチン技術のレベルアップ
前作よりもスケールが格段に上がったアクションとストーリー
救いようのない鬱展開
クライマックスが一番の見所
前作ハマった人は見るべき続編
これ3作目とかないの？あのラストの直後でマートンが90分間ひたすらギロチンと鋼鉄傘で無双する映画を見たい！

主演が酔拳2のお父ちゃんことティロンなんでカンフーがキレキレです！

• #2019JK

最強武器であるはずの空飛ぶギロチンが封じられた。よし、ならばギロチンの数増やしてダブル・ギロチンだ！！という真っ当な小学生の思考の続編。ギロチンの数が増えて前よりも首がいっぱいとれてたので良かったです。おっぱいもちゃんと写ってた。

字幕のせいかもしれないけどお互いで英雄って呼び合うのダサくない？

ティ・ロン祭り①

遂に！あの皇帝が動き出す！！
戦いは今…クライマックスへ！！！！

一応前作から繋がる物語で、皇帝に反旗を翻したレジスタンスをメインに描く。
ここに、前作の主人公にして伝説のギロチン使いであるマーさんが合流、新兵器の設計図奪還作戦が展開される…て、どこぞの『スター・ウォーズ』！？

このマーさん役が、『男たちの挽歌』でチョウ・ユンファとの熱い友情を見せつけた元祖イケハゲ、ティ・ロンさんにバトンタッチ！
てかティ・ロンさん、めちゃくちゃカンフーが上手い！！しかもショウブラ出身だったとは…キュンです！

そんなマーさん with フレンズをも軽く凌駕する存在が、やはり我らが皇帝こと、雍正帝！！

こちらも前作で暗殺部隊の隊長役を演じたクー・フェンさんにバトンタッチ！
傍若無人！即断即決！な皇帝に、強大な戦闘力まで加味された結果、最強最悪のラスボスになってしまった！！

開始1分で拉致献上された漢族の女性を「漢族は好まん」という理由だけで殺す皇帝は、俺の中ではダースベイダー超え。

「民の心は要らぬ。朕が欲っするのは帝国のみだ。」

“西暖閣” カチコミ後、皇帝軍団 vs. レジスタンスとのバトルはまさに死闘。ダブル・ギロチンの威力も “戦慄” に値するけど、なぜか素手の方が強い皇帝には “呆然”。

そして、あのとんでもない終わり方は、高倉健やマイケル・ベイ作品を抑えて、「俺的余韻が全くない映画ランキング」堂々の第一位。かどうかはわからない。

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