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ユー・キャン・カウント・オン・ミーのharuのレビュー・感想・評価

3.5
You can count on me=頼っていいんだよ

幼い頃に両親を亡くしたサミーとテリーの姉弟がひさしぶりに感動の再会…と思いきや、弟は会うなり「いやぁ実はムショに入ってて連絡できなくてさぁ」とか「ところでカネ貸してくんね?」とか言ってくる。一抹の不安を覚えつつ、サミーの息子ルディもテリーに懐き、とりあえず3人で過ごすことになったが…

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」よりユル〜く見れてほのぼのしました。私には弟がいないので、世間一般の姉弟の関係がどんなものなのかわかりませんが、サミーとテリーは幼少時代の体験からかかなり絆が強め。ケンカはするけどいちいち謝ったりカタつけたりせず、自然に仲直りしてるところが良かったです。
最初自由すぎる弟に手を焼く姉、かと思いましたが、実はお姉ちゃんもなかなか。(主に男関係)シングルマザーでこれだけプライベートも充実させるなんて、パワフルすぎます。しかもちゃんと子育てしてるし。ある意味弟より落ち着きがない(笑)弟役のマーク・ラファロは当時無名だったそうですが、すでに胸毛スゲー!よく見たら全然イケメンじゃないのにスーパーイケメンに見えるすごい人です。
特に何か起こるわけではないですが、良い意味で気が抜ける作品でした。息子がマコーレ・カルキンかと思ったら、弟だった。そっくりすぎ!
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