アーロン・クォックが見たくて鑑賞。

しかもこのタイトルに、監督が香港の漢マイスター：ダンテ・ラムとくれば期待するなというのが無理な話で、光の速さでソフトを購入したわけですが…

思ってたんと全然ちゃうやつー！！！

そもそも何だ！名前がYT・リーとKC・ウォンて！笑
クォックさん演じるYTの「イケメンなのに女性恐怖症」というキャラは100歩譲って良いとして、KCのモテキャラ…お前はダメだ、許さんぞ！！

渡瀬◯彦と◯地涼を足して、良いところをマイナスした後に2で割ったような顔、やたらと負傷する尻、特に活躍があるでもない、そんなキャラがなぜモテる！？

前半に一応、ハイウェイでRPGをぶっ放しまくる銃撃戦はあるけど、以降アクションと呼べる演出はほぼ皆無。
悪役との決着の付け方も雑で、「そんなのアリかよ…」と『必殺4』の真田広之の台詞が出ちゃうやつ。

強盗団の幹部の彼女をいい感じに気にするクォックさんと、見向きもしない彼女さんとの駆け引きも見もの。
こういう不器用な男の描き方はさすがラム監督。

• #大統領と香港映画

唇

香港警察は、国際的窃盗団のリーダー、マーを捕まえるため、精鋭たちを集めて特別捜査チームを結成しマーらを追うが……

笑いも多い

敵がまあまあ
アクションもまあまあです

内部でのドタバタ
ロマンスあり

俳優陣が絶妙です

『トワイライト・ウォリアーズ』を観てルイス・クーの出演作を追いかけていたけれど、殺人王役のアーロン・クォックの出演作も本格的に追いかけ始めました。

女性が苦手な堅物捜査官YTと、「婦警殺し」の異名を持つ女性にモテモテ女たらしな捜査官KC。
ともに敏腕捜査官な2人が凶悪な強盗犯を捕まえるために奮闘する警察アクション＋2人の恋模様を描くコメディ。

アーロン・クォックはYT役。
KC役のイーソン・チャンもミュージシャン兼俳優らしいので、「人気歌手の共演作」みたいな感じなんだろうか。
YT、堅物でマトモなキャラかと思いきやあちらこちらで容赦なく銃をぶっ放すある意味イカれたキャラクターで笑っちゃった。あと、元カノに良いように利用されているのにそれでも会っちゃうダメキャラでもあった笑
コメディだけどアーロン・クォックの演技自体は丁寧で、やっぱり演技力のある俳優なんだなあとしみじみ思った。

TVドラマみたいなノリの警察コメディだけど、ダンテ・ラム監督作品だからか、カーチェイスなどのアクションは本格的。
私はコメディ好きだから楽しく観たけれど、どちらかと言うと出演俳優のファン向けかな？
コメディ好きなので、評価は甘めです。