感想川柳「話より 衝撃なのは 監督か」

予告がくだらなそうでやっぱりどこにも置いてなくて、TSUTAYAディスカスにて。。φ(．．)

18歳の誕生日を迎えたその日、シリーナは学校であまり話したことのないクラスメイトに祝いの言葉をかけられる。彼女は夜に行われるシリーナの誕生パーティに関心を示していたが、校長室へ呼ばれたシリーナはその後彼女と会うことはなかった。そして夜、盛大なパーティが開催されている中、招待されていない人物がひっそりと身を潜めて“その瞬間”を狙っていた…というお話。


B級だしかなり油断してたらオチに不意を突かれてしまった〜Σ(-∀-；)そっちだったのか。
そして主人公はシリーナ？レイチェル？ダグ？まさかショーン？(笑)金髪女子高生の悲劇ってことはレイチェルだよな…それにしてもなんてセンスのサブタイトルだ。( ´△｀)

おっぱいたくさん出てきますが全くセクシーじゃない。(´д｀|||)

これもいちいち全場面ネタばらしリプレイしてるけど、分かるから減らすか無くすかしていいと思う。それでも78分しかないんじゃ削れないか(笑)


一番ビックリしたのは監督がトム・ハーディってこと。同姓同名の別人だよね？(^^;

18歳の誕生日に、学校であまり話したことのないクラスメイトに祝いの言葉をかけられたシリーナ。夜になり、盛大なパーティーが開催されるが、そこには招待されてない人物が身を潜めていた…というストーリー。
誕生パーティーで惨劇が引き起こされるティーンホラーです。「金髪女子高生の悲劇」というサブタイトルですが、一応ヒロイン格？のシリーナは金髪じゃないです。
卒業間近の女子高生シリーナの誕生パーティーが彼氏のジョニーの兄の家で開かれることに。学校の人気者である彼女のパーティーだけあって大盛況。彼氏のジョニーとそのままベッドインするが、二人を見つめる暗い影が、という内容です。
邦題の「スクリーム」が示す通り、内容的にも「スクリーム」の様な学園ティーンホラーを意識したつくりになっています。
前半は登場人物紹介を兼ねた学園生活風景が描かれていきます。主人公である学園の人気者シリーナと彼氏のジャイアンタイプでモテ男のジョニー、シリーナに思い寄せてるレズのゴスっ娘ダグにお調子者のバカタイソンとその友人のカイルとその妹で足とちょっと頭も弱い？ぽっちゃり女子レイチェルとジョニー狙ってるビッチ女子のカレンといった面々の関係性などが長めに描かれ、更にパーティーが始まってからはお色気シーンも挟まれますが、パーティーシーンも長々と描かれて殺人シーンが始まるのが結構遅いです。個人的にはクセの強いキャラのおかげでそれほど飽きずに見ていられましたが。上記の他にも冒頭でいきなり娼婦を殺す変態おっさんが登場しますが、まさかの高校の校長でシリーナを狙っているという。シリーナにプレゼントを渡すシーンをバーで思い返してる時に誘惑してるような表情と声色に脳内変換してる所はリアルなキモさ出てました。他にも通りで説教ぶちかましてるキチ〇イっぽいストリート神父登場しますが、この神父が酔っ払いぶん殴って飲酒運転阻止するシーン別に要らないよね？個人的には唐突で意味わからな過ぎて好きではあるけど。
後半でフードを被った謎の殺人者により殺人が行われますが、流血描写はありますが直接的なゴア描写はなく、殺害シーンも殆ど映されなかったりします。
変態校長が冒頭で殺人犯してるし、家に忍び込んできてシリーナに襲い掛かるシーンあるので、犯人が最初から顔出してるパターンと思いきや、終盤で捻りある所は良かったですね。といっても犯人すぐわかるとは思うけど。途中から全然登場しなくなったらまあ疑うよね。というか公式粗筋もネタバレですね。真相シーン全部プレイバックする所はそこまで丁寧に描かんでもいいよ、とちょっと思っちゃいましたね。犯人のヤンデレ具合は好き。
主人公は一応シリーナなんだろうけど、全然活躍シーンなかったですね。最後に犯人に家の外まで追いかけられるのもレイチェルだし。彼女には親切にしてたのに殺そうとするとはな。
ストリート神父がいきなりヒーローになる所は笑ったけど、その後の救いなさすぎるラストにはヤケクソ味感じられてこちらも笑ってしまいました。レイチェルも犯人は神父じゃないって言えよ。
安いB級学園ホラーですが、トランスワールドアソシエイツ作品の中ではマシな方ではないでしょうか。

全然面白くなかった