胸キュン、始めました。
女の割には高身長のリサ(藤澤恵麻)はその身長にコンプレックスを感じていた。。そして同じクラスの敦士(小池徹平)は自分の低身長にコンプレックスを感じていた。二人はそれぞれボケとツッコミをする仲ではいるものの恋愛対象ではなかった。
いやいやこれは面白い！少女漫画映画はギャグにすれば面白くなるというかまとまると思っていたけどこれはその最高峰！時代的には2006年なので、これ以後より少女漫画映画は増えていったのだが、もう黎明期に完成品が出ていたとは…パッケージをみる限り甘々すぎてやばそうって思っていたけど全然いける。
もうファンタジーとしか言いようのない色の使い方が逆に割り切ってみれる。
舞台が関西で、俳優もちゃんと関西出身を起用しているから言葉に違和感もないしギャグも関西として観れるし、色々なところで安心できた。
主人公の藤澤恵麻はそんなに可愛くないかもしれないけど喜怒哀楽がしっかりしていて上手いし、ノリツッコミも上手だった。彼女の敦士に対する感情の変化がちゃんと伝わってくるからヤキモキするし応援もしてしまう。共感できるような場面が多かった。
ほかの作品もこれに見習えばいいのにと思うほどのレベルだった。てか2006年かよ…それが惜しい…
