たけちゃん

バックドラフトのたけちゃんのレビュー・感想・評価

バックドラフト(1991年製作の映画)
4.3
火は呼吸をし、飢えて、憎しみを持つ!


ロン・ハワード監督 1991年製作
主演カート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン、ロバート・デ・ニーロ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」

本日、3月7日は「消防記念日」
これは1950年に当時の国家消防庁が制定しました。もともとは、1948年の3月7日に「消防組織法」が制定されたことにちなむそうです。

きっと今日はどこかでイベントなんかも行われたんでしょうね。消防士って、本当に大変、そして、重要。本当に尊敬しています!




さて、消防士の映画と言えば、これしかありませんね。ロン・ハワード監督作「バックドラフト」。大好きな作品です(。・ω・。)ゞビシッ!!


この映画を見るまで、バックドラフトという言葉も知りませんでしたよね。そんなことがあるんだと、火の怖さも学びました( ˘ ˘ )ウンウン




「料理の鉄人」でお馴染みのテーマ曲にのって映画が始まりますが……って、違います!この映画のテーマ曲を「料理の鉄人」が使ったのヽ(`Д´)ノ
こっちがオリジナルだよ!(笑)

作曲者は大好きなハンス・ジマー\(^o^)/
いやぁ、いい仕事しますね~。
ちょっとパイレーツにも似てますが、素晴らしいテーマ曲( •̀ω•́ )و✧



この映画の主役は「🔥火」ですよね。
だって、まるで生きている!

1991年って、「ターミネーターⅡ」の公開年で、「ジュラシック・パーク」はこの2年後です。この辺りからCGの使い方が上手い映画が増えてきましたよね。
この映画も、火のCGが本当に素晴らしい。
恐ろしい程にリアルでした(>︿<。)
セットもリアルで、火事のシーンは凄まじかった。
また、ロン・ハワード監督は「火」に音も付けるんですよね~。まるで生き物が鳴くようなキーキー音。これはたまらん(T_T)コワイ



兄のスティーブンを演じたのはカート・ラッセル。不器用でエキセントリックな消防士の役でした。鬼気迫る演技を見せていましたね。兄貴、カッコよかったです!


その弟のブライアンを演じるのはウィリアム・ボールドウィン。若いですね~。「レッドオクトーバーを追え」に出演していた実兄のアレック・ボールドウィンも好きですが、今作のウィリアムも悪くなかったです。特に、後半、消防士としての自覚に目覚めていく感じがいいよね。


あと、やっぱり、ロバート・デ・ニーロですよね~。主演ではないのに、すごい存在感。主演並のインパクトを残していましたね。そうそう、忘れちゃいけない、ドナルド・サザーランドもね(^-^)


彼女役のジェニファー・ジェイソン・リー。
ブロンドが好きでした(^-^)
彼女は数作後に「ルームメイト」になります(T_T)
レベッカ・デモーネイは今作ではいい奥さん役。豹変したりはいたしません!
ちなみに、次作が「ゆりかごを揺らす手」。
なんなの、この2人( ¯−¯ )フッ

他にも好きな役者さんいっぱいで、面白かったです( ˘ ˘ )ウンウン






さて、この映画もいい音楽がいっぱいですよ~、ってことで、音ネタ💩ウンチクン( •̀ω•́ )و✧

兄弟が揃っての初出動で流れるのはマーサ&ザ・ヴァンデラスの「ヒートウェイブ」。この曲聴くと、「天使にラブソングを」を思い出すよね!


そして、兄弟2人で車で出かけるシーンでかかるのが「WAR」。エドウィン・スター1970年のヒット曲で、反戦歌として有名ですが、これを聴くとジャッキー・チェンを思い出すなぁという人もいるのでは?(笑)


中盤の訓練シーンで流れる曲はブルース・ホーンズビー&ザ・レインジの「The Show Goes On」です。ブルース・ホーンズビーの曲はエンドロールでも使われていましたね。心に染みる曲でした。


他にも懐かしの名曲がたくさん使われていましたよ。ハンス・ジマーのテーマ曲だけではなく、そんな収録曲にも注目してくださいね\(^o^)/