"俺の中には恐ろしいケモノが棲んでる。ヴァイオリンを弾くとそいつが少し静まるんだ"
オーディションに失敗し、生活のためにスラム街の学校にヴァイオリンを教えに行くことになった、"かつての神童"ラエルチ。
家庭や境遇にさまざまな問題を抱えた生徒たちと、衝突しながらも音楽で心を通わせていくーー
あらすじだけ見て、絶対好きな映画♪(*^^*)って確信したのに…
全っ然おもしろく感じられなかったーーー！！！笑
実話なので、忠実に再現するためにそうなったのか…？
まず主人公ラエルチが、あまり愛すべきキャラでは無いのですよね(ひどい)
学校からの帰り道、「なんか弾いてみろよ」とギャングに絡まれて、えげつない難しい曲を弾いてギャフンと言わせたシーンはスッキリしたけど…
全体的にあんまり"良き先生"としての描写がなかったような…
日本のドラマや映画のすごい先生像に慣れちゃってるだけ？金八先生…GTO…ヤンクミ…笑
まあ実際の先生ってこんなもんなのかな…？
なぜ生徒は先生を慕うようになったのか？
なぜラエルチは自分の過去を克服できたのか？
生徒との関係にしても、ラエルチ自身の変革についても説明不足な感じがして消化不良！
最後のシーンも、あんなクレジットカード使われたら感動とかできない…！それがスラムの現実なのか…(´・ω・`)？
でも、クラシック好きの人は結構楽しめるシーンが多いかも。
私もお気に入りのシーンが一つあって、土曜に屋上で丸くなってみんなでアドリブ演奏をするところ♪
楽譜に忠実に…も大事だけれど、ヘタでもなんでも楽しんだもん勝ちなんですよね♪
個人的にずーっと吹奏楽部だったので、久しぶりに楽器が吹きたくなった♪
