ある日、アリスは夢うつつの中で不思議なネズミ・フランソワと出会う。

体が小さくなるキノコを食べた彼女は、パリの街を舞台にした新たな冒険へ出掛けることに。

『トムとジェリー』シリーズを手掛けたジーン・ダイチ監督のファンタジーアニメ。

不思議の国のアリスと絵本のマドレーヌがミックスされた感じ。

おとぎ話のヒロインであるアリスが絵本のヒロインに憧れて、今度はウサギではなくネズミと共に現代の不思議の国たるフランスはパリに旅立つって話です。

邦題では不思議の国とパリと、アリスはどっちにいるんだよ？って言いたくなる。

今から見ると、ちょっとへなちょこな感じのアニメーション。 

日本のアニメ画に慣れている人には素朴すぎて付いていけないかもしれませんが、『まんが日本昔ばなし』とかの画風が好きな人はそこそこ楽しめるかも。

だけど幻の作品でマスターが残っていないのか、画質がかなり厳しかった。

吹き替えのアリスの声と、フランソワの声がとてもいいです。 

似合ってるし、フランソワは『おフランス』な感じでおかしい。

でも正直、そこまで面白いとは感じなかったかな。

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チーズ好きにオススメのアニメ。この映画を観たらきっとデパ地下のチーズ売り場に行きたくなるはず。
“不思議の国のアリス”のアリスと絵本“ねずみのとうさんアナトール”の孫フランソワが出会い、アリスは憧れのマドレーヌちゃんに会うため、フランソワはアリスに本当のチーズを食べさせるためパリへ渡る。
二人のパリ探訪に、絵本“マドレーヌ”や“たくさんのお月さま”、“不機嫌な王子”(邦題不明)が挿入され、オムニバスのようにいくつもの絵本の世界を楽しめる。絵本好きの方は是非。

アリスはほぼ狂言回しで例のルイス・キャロスが作り出した不思議の国に迷い込む事はない。このアニメ世界におけるWonderlandはパリなのだ。パリは不思議な国、夢のあるお話が似合う世界で唯一の街なのである。なんじゃそれとは思うけど、どうもアメリカ人にはハマったのか納得できた様子。当時のアメリカ人がパリに憧れていたという下地もあるのでしょう。邦題だとルイス・キャロルの世界がパリを舞台に広がるのかと勘違いしてしまうが、ただアリスがパリに憧れてパリに行くというだけです。
また導入部でアリスが一番好きなチーズを「チーズバーガー」と答えてパリっ子フランソワ(お仕事はチーズソムリエさながらチーズ製造会社営業職のスペシャリストねずみ)を失望させるあたり、なかなか笑える。監督は当時アメリカから製作拠点をチェコに移していたそうで、アメリカでもフランスでもない第三国で作られたことがいい塩梅になっているのだろう。

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子ども向けアリス♡

「トムとジェリー」シリーズを手掛けたジーン・ダイチ監督がおくるファンタジーアニメৎ˶́°̫˵̀ॽ♪ೄ

ある日、アリスは夢うつつの中で不思議なネズミ・フランソワと出会う。体が小さくなる不思議なキノコを食べて、フランソワと素敵なパリの街での5つの不思議な冒険へ出発♡ਦ̨·͡● ̨͡ ₎᷄ᵌ

有名なアリスシリーズとは一線を画す作風のアニメ。
手描きで温かみのある色づかいにホッコリ。まるで絵本をめくるように話も進んでいく*·♡॰ॱ०⁺

人気アニメ「マドレーヌ」や「ねずみのとうさんアナトール」などとアリスが共演している点も面白い。

2015.04.18DVDレンタル

• #1人でアリス祭り