ヴァーメルダム『ボーグマン』（13）の元ネタ･･･なワキャないが、浮浪者に脅かされて悪夢見たりと共通する部分あるので連想してしまう。とはいえキング原作らしい展開で、たとえば『シークレットウインドウ』（04）辺りを思い出したりもする。だからあまりオリジナルな感じはしないのだけど、ビル・パクストンがかつてのリック・モラニスのように発狂する様は見ていて楽しいし、それに監督がクリス・ウェイラスだということで、80Sライクな特殊メイクが盛り込まれて飽きない。製作総指揮はメル・ブルックスだが、ウェイラスは『ザ・フライ2』（89）の演出を買われてこのブラック・コメディに起用されたのだろうか？だとしたらブルックスはやはり只者ではない。安物だ！（←ウソです。尊敬しています）ちなみにウェイラスは、これ以降映画を撮っていない。
