【渋谷TSUTAYA VHS回収】
海外のLGBT映画ランキング系で軒並み上位にいる映画だという噂を聞いて鑑賞。
少し女子に対して憧れがあるレベルの、彼氏もいるごく一般的なチア部の女学生が、誤解の末同性愛矯正施設送りになってしまい、そこで本当にレズビアンであることを自覚してしまう…というなかなかこのご時世には作れないようなブラックな題材。
同性愛を描いた映画が国内外問わず多くなり、LGBTという言葉も(本来の意味から外れた用法も溢れているとはいえ)身近になった今となっては、そこまで上位常連になるような映画だとは思えなかった。
ただ、映画が公開された1999年の段階でここまで性的役割とかを皮肉った先見性とか、評価が高くなる理由は納得がいく。
ピンクに彩られた矯正施設のビジュアルとか、多少は昨今の「バービー」に影響を与えてたりもするのかしら?
日本版キャッチコピーの「熱血リハビリムービー!」があまりにも的外れで笑える。