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ザ・バニシング-消失-のSAVEのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
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「シャイニング」「時計じかけのオレンジ」のスタンリー・キューブリックが、これまで観た映画の中で1番怖いと感想を述べた映画「ザ・バニシングー消失ー」。

フランス旅行の途中、突然消えた恋人。主人公レックスは消えたサスキアを探し続けるが、3年経っても何の手がかりも掴めずにいた。ところが突然、犯人側から接触が。「消えた恋人の真相を知りたければついて来い」。レックスは迷った末に犯人について行くことを決めるが…というお話。

血なまぐさいシーンは一切ないが、この映画の怖さは「本当にありそうな生々しさ」。
どこにでもいそうな気の良さげな紳士が、純粋な興味から普通ならやらないだろうと思うことをやってみる。不審に思われない程度にさりげなく。試してみて、失敗しながら、少しずつ確実に。

オチは想像していた以上に最悪だった。
金の卵に入った2人は、宇宙で出会うことが出来ただろうか。
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