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ビバリーヒルズ・コップ2のtjZeroのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)
3.6
デトロイトの口八丁デカが、ビバリーヒルズに乗りこんで大活躍する第2弾。
メガホンをとったのはトニー・スコット(『トップガン』、『サブウェイ123激突』、『アンストッパブル』など)。
陰影バッチリのエッジのきいた映像、細かいカット割り…いい意味でも悪い意味でもアドレナリン出まくりのような印象がある。
それが主演のエディ・マーフィーのマシンガン・トークと合わさるので、まあ、せわしない。物語も一直線でまったく休憩が無く、体調不良の時に観たらグッタリしちゃうかも。
1作目にあったリラックスした楽しさは無いのだけれど、違うことをやろう、目先を変えようと努力している跡はうかがえる。
そのチャレンジが何とか実を結んでくるのは後半で、あまりに徹夜が続くと逆に元気になっちゃう”ランナーズ・ハイ”みたいに、たたみ掛ける展開に身体が慣れてくると、もっとやっちゃえ~、みたいな気分で盛り上がってくる。
仲間で騒ぎながらとか、アルコールに溺れたりして楽しむのには向いているかもしれない。
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