shiho

イングロリアス・バスターズのshihoのレビュー・感想・評価

4.8
いやぁ久しぶりにこんなハラハラして楽しめる映画を観たって感じです。
章で分けられて進むストーリー、第1章から画の力がすごい。登場人物の一挙一動、目の動きからカメラワークまで全部に見入ってしまいました。
入れてくる音楽も大胆ながら私はとっても好きで、そのセンスに痺れてしまうなぁ。素晴らしい手腕です。

所々遊び心も入れながら、というか存分に楽しませてくれながら、なおかつ緊張感と興奮と死が途絶える事なく続きます。

タランティーノ監督作品は今まで「キル・ビル」と「パルプ・フィクション」を鑑賞済みで、キル・ビルⅠが大好きだったのですが、娯楽性の高かったそれらと比べると今作はグロみは強いです。

なにせあのナチスの幹部達を皆殺しにする計画なわけですからね。

人間劇が観たいと思って選んでみましたが大正解でした。

ナチの旗、薔薇の花、美女のドレス、血、血、血。


赤色だらけの本作、どうぞ炎のフィナーレまでお楽しみあれ!!!!
あのシーン最っ高〜!!!


DVD欲しくなった。
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