序盤に感じた私のゾクゾクを返してほしい(笑)
とにかく情報が多すぎる現代、映画もドラマもアニメも音楽もサブスク文化のものとなったが、時代に逆行して敢えてレコードを聴いたり怪談話を聴きに行く人もいる。時間を使って人の話を聞くことを選ぶのは今やすごく特別で贅沢な体験なのかもしれない…などと考えながら観ていたが、最終的にナンダコレENDで終わってしまった。
特に主演っぽい綺麗な女優さんの撮り方の比重が大きくて「彼女を綺麗に撮るんだ！」感が伝わりすぎてちとダルかったし(ホラー映画の主演は綺麗な女優さんだって相場が決まってるのにね。なにが嫌だったのか…くどいのかな？)、男性陣若手2人の演技を見ていると恥ずかしくなってきて、なんだかナゾの意識の高い人達がやる、一般人には理解し得ない劇を見せられているような感覚だった。
怪談話もどこかで聞いた事のあるようなものが多かったかなぁ。中編小説でさらっと読めたらそれなりに面白かったかもしれない。映像化の意義が分からなかった。
あのリングの脚本家なのに？いや、リングは色々なものが上手くいってたまたま生まれた傑作なのかなぁ？
