鍋レモン

催淫吸血鬼の鍋レモンのレビュー・感想・評価

催淫吸血鬼(1970年製作の映画)
2.0
⚪概要とあらすじ
ヴァンパイア・エロスの巨匠ジャン・ローラン監督によるホラー。

新婚旅行を車で楽しんでいた新婦イーズ(サンドラ・ジュリアン)。彼女はこの機会に、疎遠になっていた2人の従兄に会いたいと言い出し、彼らが住む古城へと向かう。しかし、この行為がとんでもない事態を引き起こすこととなる。その兄弟は、以前は名うての"ヴァンパイア・ハンター"だったのだが、今では逆にヴァンパイアの罠に落ち、彼らも生き血を求めるヴァンパイアへと変貌していた。そんな事態を知るよしもないイーズは、彼らそして彼らを操るヴァンパイア・クイーンの罠に新郎と共に、引きずり込まれていくのであった。

⚪キャッチコピーとセリフ
“美しき裸女の首筋に迫る-吸血の鋭い牙”

「イーズ 戻って来てくれ」

⚪感想
官能ホラーという系統の映画を観たのが初めてだからかもしれないけど、ホラーよりかなり官能が強め。しかもいらない所で裸だったり胸を見してたりしていてなんというか色気もエロさもない。ただおっぱい見せたいだけの映画。

全体的な安っぽさが強い。年代的なものもあるけど映像技術が低すぎてあまり集中して見れない。
内容も飛ばし飛ばしな感じで理解できるようで理解できない。

女性の吸血鬼的な人が乳首にとんがったやつを付けて女の人の乳首を刺し殺すシーンは凄い。
何言ってるんだお前!?って思われるかもしれないけど、でも本当なんだって!!信じて!!
あと登場シーンも時計の下からほぼ裸で出てきたりベットの上あたりのカーテンから出てきたりと笑うシーンではないのに笑ってしまう。

内容のダラダラ感とは別に従兄弟のやり取りはコントのようでテンポが良かった。

西部劇かと思うような謎の音楽やテンポがいい曲が流れてきて頭が狂う。

墓地や古城、時計や棺、食器などの小物、ファッションは当時の良さとホラーテイストになっていて素敵だった。

個人的に合わない映画だったので面白くなかった。

⚪鑑賞
⚫GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

鍋レモン