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ロッキー5/最後のドラマのkazu1961のレビュー・感想・評価

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「ロッキー5 最後のドラマ」
Original Title :「Rocky V」
▪️First Release Year:1990
▪️JP Release Date :1990/12/07
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-365 再鑑賞
🕰Running Time:105分
▪️My Review
非常に評価が分かれてしまった作品ですよね。シリーズ1作目で監督を務め各方面で絶賛されたジョン・G・アヴィルドセンを再び監督として招聘し『ロッキー』シリーズに終止符を打つ作品として製作されたのが本作です。
ロッキー シリーズを大きな大河ドラマとして捉えれば、下町出身のボクサーが名誉と栄光を手に入れた後、再び下町に戻っていくという、シリーズの終焉にふさわしい作品です。そして、監督も1作目のジョン・G・アヴィルドセンが担当し、作品全体のトーンも家族愛が中心となっているため、どこか1作目の素朴さを彷彿とさせると味わいに満ちた好編にはなっています。またクライマックスの死闘がストリートファイトになっているのもどこかわびしげでいい。。。音楽もビル・コンティが再び担当したことであの名曲を堪能できます。
しかし。。。悪くはないんです。悪くないんですが、違った展開があったのではと、ロッキーファンにとっての思いではないでしょうか。興行面でも結果としてはシリーズ最低の興行成績で作品の内容的にも酷評されてしまきました。
そして、ロッキー・バルボアの物語に終止符を打つはずでしたが、スタローン自らの企画で2006年に第六弾「ロッキー・ザ・ファイナル」が製作されたんですね。
物語は。。。
ドラゴとの死闘を終えて体調に異変をきたしたロッキーは、脳に障害を起こしていることを知り引退を決意します。故郷のフィラデルフィアに戻った彼は、ミッキーの遺したジムを改装してボクサーを育てることに。そこへ、荒削りながら才能を秘めた若手選手のトミーが現れ、ロッキーはマンツーマンで指導に励みます。トミーは連戦連勝を繰り広げますが、指導に入れこみすぎたせいでロッキーと息子ジュニアの関係が疎遠になっていきます。。。

▪️Overview
ソ連のリングで強敵ドラゴを倒したロッキー。しかし帰国後に脳障害が発覚し、彼はボクサー引退を決意。さらにその後、破産へと追い込まれ、トレーナーとして働くことになる。やがてロッキーは若手ボクサー、トミーの育成に乗り出し、彼を鍛え上げる。トミーは試合で勝利するが、次第に人が変わっていく。ロッキーはそんなトミーと路上で闘うことに……。シリーズ第1作を手がけ、名声を得たアビルドセンが再び監督を務めた感動作。(引用:映画.com)
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