金星怪人ゾンターの襲撃の作品情報・感想・評価

「金星怪人ゾンターの襲撃」に投稿された感想・評価

どうしようもない古典モンスター映画を、更にどうしようもなくリメイクしてばっかりで、一部の好事家の間では有名なラリー・ブキャナン監督作。
「時間を浪費したくなければ、ラリー・ブキャナンの映画を避けることだ」云々と、某映画評論家の方も力説しておられるぐらいであります。

本作は、個性的な造形で有名な金星ガニが登場する「金星人地球を征服」をリメイクしたものでして、金星からやってきたゾンターなる怪人が人々の精神を操って地球を征服しようとするお話です。
元となるオリジナル版も、古い映画ですのでそれなりでしかないSF映画ですが、本作はオリジナル版を1億倍ぐらい、しょっぱくしたような出来。
1億倍もしょっぱくするのも大変だと思うのですが、たぶん、真面目に作ってそんな結果しか残せないのがラリー・ブキャナンという監督さんなのだと思います。
はっきりいって、どうして監督やってられたのかが疑問。
エド・ウッドがはだしで逃げ出すぐらいの最低監督の王様じゃないかと思います!
エド・ウッドには、まだ「こんな映画を作りたい!」という気持ちがありましたが、ラリー・ブキャナンのフィルモグラフィにはリメイクとかパクリとかばっかりですから、クリエイターとしての信念に欠けているような気がします。

・・・・・などと、真面目に論じるのも時間の無駄かも(汗)

そんでもってゾンターですけど、さっぱり盛り上がらないのでたびたび眠くなっちゃう睡眠導入映画ですね。
これ、深夜にテレビで観たんですけど、頑張って目を見開いて観ましたよ。で、あまりの時間の浪費に気づいて軽くショックを受けたまま、しっかりと最後まで観て寝ました(苦笑)。

とにかく、画づらも演出も何もかもが退屈極まりない。
本当に、心底つまらない。
壊滅的な駄作。
どうしてこんなものを深夜に観ているのか?
何度、自問自答を繰り返したことか・・・・・まあ、寝ちゃえば良かったんですけどね、ゾンターがどんな奴なのかを見たかったんですな。
まだ若かったし、暇だったし。
そんなわけで、とりあえず瞼が落ちそうになるのをグッと堪えて我慢し続けた結果・・・・・・・
出た!金星怪人ゾンター!

・・・・・・・・え?
これ??

そこに立っていたのは、ボロ雑巾を丸めたような頭部にピンポン玉で作ったような眼が三つ付いているだけの、ありあわせで作ったから特殊メイクの必要経費0円じゃないのか?と、セコさがビックバンを起こしかねないような代物だったんで、その衝撃に思わず脳みそが腐るかと心配しましたよ。

これってDVDも出ていますが(他にも同じように酷いのがたくさん廉価で販売されています)、間違っても観ちゃいけません!


テレビ放送にて