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七月のクリスマスのkazu1961のレビュー・感想・評価

七月のクリスマス(1940年製作の映画)
4.0
▪️Film Diary————————————————-
🖋本年鑑賞数 :2021-431 再鑑賞
🖋#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋とても観やすい上映時間、約60分で心地よい温かさが得られる作品です。賞金が出る懸賞に応募した若いカップル。見事当選したら、それを費用に結婚しようと話し合っていた二人を見た同僚がイタズラ心で、偽の当選通知を送ってしまいます。二人はそれを受け、当選したと思い込んでしまい。。。ストーリー展開はとてもシンプルで、まぁ結末もほとんど想像がつくのですが、それでも温かい気持ちになりたくて観てしまう、そんな作品ですね。

🖋懸賞の賞金が1940年当時の2万5千ドル。これは現在の約5千万円くらいでしょうか?。こんな懸賞が当たったら当時ならどう使うかも興味深く観てしまいます。そして本作ではそんな懸賞をビジネスに繋げるメディアのあり方にも一石を投じているのも良いですね。

🖋本作では、“喜劇映画の神様”プレストン・スタージェスの第2作目となる脚本・監督映画です。出演はディック・パウエル、エレン・ドリューで社会風刺も差し込みながら中尺ながらしっかりと温かい気持ちにさせてくれる秀作です!!

😊物語は。。。
2万5000ドルの賞金が賭けられたマックスフォード・コーヒー会社主催の標語コンテストには、200万通を越える応募がありましたが、いまだ優勝者が決定していません。ダウンタウンに暮らすジミーは自分の作品に絶対の自信を持っていて、婚約者のベティは声援を送っていました。二人は共にコーヒーメーカーのバクスター社に務めていましたが、コンテストの結果を待つジミーをからかおうと同僚は優勝を伝える偽の電報を打ってしまいます。大喜びのジミーとベティが賞金を受け取りにマックスフォード社を訪ねると、社長の勘違いから二人には2万5000ドルの小切手が本当に渡されてしまいまふ。その足で今度は百貨店に出向き、指輪やソファーベッドの他にも近所の人々へのプレゼントを山ほど買う二人。その頃、マックスフォード社長はようやく捕まった審査員からコンテストの優勝者がまだ決まっていない事を知らされて。。。

▪️Database————————————————-
🎥邦題 :『七月のクリスマス』
原題(英題):『Christmas in July 』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :1940
日本公開 :劇場未公開
🎥上映時間 :68分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):プレストン・スタージェス
脚本 : プレストン・スタージェス
原作 :A Cup of Coffee
音楽 :シグマンド・クラムゴールド
出演(声優):ディック・パウエル、エレン・ドリュー、レイモンド・ウォルバーン、アレクサンダー・カー、ウィリアム・デマレスト、アーネスト・トリュクス、フランクリン・パングボーン

▪️Overview (Wikipediaより)———————
ラジオの懸賞に応募した若いカップルは、当選したら結婚しようと話し合っていた。そして、同僚から送られた偽の当選通知を信じ込んだ2人は興奮して、山ほどの買い物をするが……。名匠プレストン・スタージェスによる、風刺の効いたコメディ。
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