ジェフリー・コムズ主演のSFファンタジーとかビビるよな。
『死霊のしたたり』の人体実験大好き超無責任やりたい放題マッド・サイエンティストのハーバード・ウエストが地球を悪の支配から守るなんて観る前からハラハラするよな笑

ジェフリー・コムズ演じるドクター・モードリッドは『エターナルズ』の想像主っぽいヤツに地球を守る使命を授かった超越者的魔術師。100年前に封じた悪のこれまた超越者的魔術師カバールが封を解き四次元の扉を開き地球に悪魔を呼び込み人類を滅亡させる計画の実行に地球に現れる。
地球の存亡をかけた正義と悪の魔術ウォーズの幕が開く！勝つのはどっちだ！？

という、至極真っ当なSFファンタジーなんで主演がジェフリー・コムズなのが改めて不思議に思う笑
まあ、監督がB級ホラーの仕掛人、と言うかホラー商人のチャールズ・バンドだから引ける人脈がコムズだったてことなんだろうな。どう観てもヒーローって雰囲気じゃないから笑

バンドと言えば安く作って素早く売る、もしくは作るふりして出資を募ってばっくれる。臆面もなく詐欺みたいなことをする人なんで、この映画もそうとう安い。

話はMARVEL、特に『ドクター・ストレンジ』っぽいけど、モードリッドVSカバールの地球の運命を決する戦いはメトロポリタン美術館でひっそり行われる。
しかも、超越者で超魔術師なのに美術館の恐竜の等身大骨格模型🦖を互いに動かし潰し合うという奥ゆかしさ笑
恐竜骨格模型の動きはストップモーションでハリーハウゼンが居眠りしながら作ったかのようなチープさ、可愛らしかったけどね笑
最後なんてモードリッドが操ったマンモスの骨格模型🦣の牙にカバールがよそ見した瞬間にグリッと突かれてパッと消えて終わっちゃうんだぜ、描写しだいでこんなんでもかっこよくできるんだけど、本当に何の工夫もなくやっつけでサクッと撮ってるから、チープでマヌケであっけなさ過ぎだよ😑、としか思えない笑

まあ、他にないであろう誠実でモテるジェフリー・コムズが観れたから、よかったってことにしておく笑

地球を守るために派遣された戦士モードリッド博士。
彼は長い眠りから覚めた最大の敵カベルに超能力を駆使して立ち向かう‼︎

ジェフリー・コムズ主演の善と悪の魔術師の地球の存亡をかけた戦いを描いたB級サイキックアクション超大作。
B級映画版ドクターストレンジといった感じの作品でツッコミどころや微妙な点などもあるが、手作り感のある特撮などそれなりに楽しめるレトロな作品になっていた。
特にクライマックスのティラノサウルスとマンモスの化石が戦う展開はストップモーション好きにはたまらない出来になっていた。
悪役のあまりにもあっさりとした最期はいただけないが、暇つぶし程度にはちゃんとなる作品であった。

地球を守る光の戦士ドクター・モードリッド(ジェフリー・コムズ)は、かつて超時空ワールドに封印した邪悪生命体のリーダー カバール(ブライアン・トンプソン)が、100年の眠りから目覚めようとしているのを感じる。ドクターは同じアパートに住む警察コンサルトのサマンサ(イヴェット・ナイパー)の力を借り、サイキックパワーを駆使した決戦に挑む決意をする。


壮大な設定にしては最終決戦がこじんまりしてしまい迫力に欠ける。恐竜の化石標本同士の戦いは良かった。

• #2022観賞ワン