愛されちゃって、マフィアを配信している動画配信サービス

『愛されちゃって、マフィア』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

愛されちゃって、マフィア
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

愛されちゃって、マフィアが配信されているサービス一覧

愛されちゃって、マフィアが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『愛されちゃって、マフィア』に投稿された感想・評価

ワン
3.0
マフィアの若手ギャング フランク(アレック・ボールドウィン)はボスのトニー(ディーン・ストックウェル)の愛人との浮気が発覚し、殺されてしまう。ギャングの世界に嫌気が差したフランクの未亡人アンジェラ(ミシェル・ファイファー)は、息子を連れてマンハッタンの小さなアパートに引っ越すが、彼女にぞっこんなトニーは執拗にちょっかいを出してくる。そこへ、潜入操作中のFBI捜査官のマイク(マシュー・モディーン)が現れ、彼女と恋に落ちる。


意図せずエレベーターで鉢合わせするシーンは良かった。だけどマイクはFBI捜査官には見えない。中盤までは話が単純過ぎて退屈だったがアンジェラに付きまとうトニーが絡んできたり更にはトニーの妻が夫を追いかけてきた辺りからは面白くなった。あんな妻じゃ浮気しようとは思わない。
面白くないとは言わないが、恋の三角関係のお気楽さにはさすがに軽すぎるという思い。

マフィアに夫を殺されたアンジェラが、捜査を担当するFBIのマイクに惚れられる。
それと同時にマフィアのボスのトニーも惚れてややこしい三角関係に。

80年代らしい音楽や風景。
ミシェル・ファイファーやマシュー・モディーンなどの出演。

ちなみにアレック・ボールドウィンがファイファーの夫という役柄だが、あっという間にマフィアに殺されます(笑)
4.5
原題は「Married to the Mob」であり、直訳すれば「マフィアと結婚して」といったニュアンスになるが、日本公開時には少し捻りの効いた邦題がつけられている。この作品は以前から気になっていたが、レンタル落ちのVHSは所有していながらも、なかなか鑑賞する機会に恵まれずにいた映画である。なお、DVD化は2001年に一度行われたものの、現在はすでに廃盤となっており、ネットオークションなどでは高額で取引されることもあるため、今となっては実際に鑑賞する機会は非常に稀で、貴重な存在となってしまっている。

最近、電気街で中古のVHSデッキを手に入れたのをきっかけに、過去に購入して棚の奥で眠っていたレンタル落ちVHSから、未DVD化作品やサブスク未配信のものを中心に、不定期でレビューしていく予定である。それにしてもビデオデッキのコンポジット出力を現行のディスプレイにつなぐのは少々手間がかかり、接続には苦労した。

業界関係者の方がいらっしゃいましたら、是非ともDVD(Blu-ray)の再発、または動画配信をして頂ければと思います。権利関係もあり大変だとは思いますが、何卒宜しくお願い致します。

【↓以下ネタバレがございます↓】

ジョナサン・デミ監督の「愛されちゃって、マフィア」(原題:Married to the Mob)(1988)は、ニュージャージーを舞台に、マフィアの幹部フランク(トレイ・ウィルソン)とその妻アンジェラ(ミシェル・ファイファー)を描く。夫の浮気が原因でアンジェラは家を出て新たな生活を始めるが、元ボスのトニー(ディーン・ストックウェル)から執拗に言い寄られ、FBI捜査官マイク(マシュー・モディーン)にも監視される。

マフィアの世界から抜け出そうとするアンジェラと、彼女を取り巻く男たちとの駆け引きを、軽妙なロマンティック・コメディとして描いている。スクリューボール風のテンポ、ミシェル・ファイファーの魅力、ジョナサン・デミらしい洒脱な演出が光る一作である。

次作「羊たちの沈黙」(原題:The Silence of the Lambs)(1990)の約2年前に製作されているため、この作品から名作の予兆を紐解く鍵が見つかるかもしれないと思い、今回は3回ほど見直した。

大雑把な感想になるが、コメディタッチの物語でありながら、脇役まで丁寧で際立つキャラクター造形がなされている。人間関係の描写や編集のリズム感も優れており、94分というコンパクトな上映時間ながら過度に詰め込まず、余裕のある構成は素晴らしい編集力である。またエンドクレジットに本編からの追加エピソードを入れているのは、誰かがやっていそうではあるが、余り見かけない合理的で斬新な手法かなと思った。

撮影監督はタク・フジモトであったが、物理的に劣化したテープでの鑑賞のため、彼の意図したフィルムの雰囲気を十分に楽しめなかったのは残念である。音楽はデヴィッド・バーンが担当している。おそらくトーキング・ヘッズのライブドキュメンタリー「ストップ・メイキング・センス」(原題:Stop Making Sense)(1984)の縁から仕事を受けたと思われるが、もっとクセのある音を使うかと思っていたが、実際にはサルサなど、当時のバーンが民族音楽に傾倒していたかは不明だが、ショットごとに効果的な音楽を小気味よく使用しており、アーティストとしての自己主張を抑え、映像と音を調和させていた。(ただし、挿入歌のニュー・オーダーは違和感を感じた。)

デミ監督の作品の特徴として、常連俳優の脇役が際立つ演技を見せる点である。最初のシーンでアンジェラの髪をカットする美容師役のチャールズ・ネイピア(1936-2011)は、「羊たちの沈黙」ではレクターに襲われる警官役を演じており、トニーの子分トミー(ポール・レイザー)は、検視中にクラリス・スターリングをデートに誘うスミソニアンの研究員役として出演していた。主役級の役者よりも印象に残る存在である。ストーカー化したトニーの妻コニー(マーセデス・ルール)や、ゲスト出演のハンバーガー屋でピエロに扮したヒットマン役のクリス・アイザックも同様である。ただし、ジョー・スピネルの出番が少なすぎるのは残念である。

アンジェラ、トニー、マイクの三角関係を思い返せば、クラリス、レクター、クロフォード(クラリスの上司)との関係を思い起こさせる。

アンジェラの心理描写は巧みである。夫フランクとの関係に悩み、美容院で髪を切っても気の進まない表情を見せていたが、新たな職場で髪型をショートにした際の穏やかな表情との対比により、彼女の心のリスタートが描かれている。また、レストランの店員制服を着たままの行動や、エレベーターで椅子を間に挟んだマイクとの会話は、微妙な男女の距離感はガラス越しのレクターとクラリスの関係に引き継がれており、奇抜で効果的な演出も見られる。

些細な事ではあるが、ボス役のトニーと部下のトミー(ポール・レイザー)、恐妻家のコニー(マーセデス・ルール)など、名前の語尾が似ているため混乱しやすい。これは日本人の感覚であり、欧米ではそれほど問題にならないのかもしれない。

文化的な違いもあるが、潜入捜査官マイクとの出会いでアンジェラが誘う流れは、トニーのしつこさから逃げるのは理解できるが、フランクとの死別後、(犯人はまだトニーだと知らない)喪に服すことなくマイクとの関係に進むのは、別れたかったのは知ってはいるが無理があると感じた。これは構成のテンポ感が良すぎたために生じた問題かもしれない。

「羊たちの沈黙」以降の作品、例えばLGBT問題を描いたトム・ハンクス出演「フィラデルフィア」(原題:Philadelphia(1993)や、リメイク版の「シャレード」(原題:The Truth About Charlie(2002)、「クライシス・オブ・アメリカ」(原題:The Manchurian Candidate)(2004)などは佳作レベルであり、傑作とは言い難い。本作を鑑賞して感じたのは、アカデミー賞受賞が後のデミ監督に無言のプレッシャーを与え、無理をさせてしまったのではないかということである。ロジャー・コーマンの門下生として、気負わずにコメディタッチの作品に戻っても良かったのではないかと思う。

[VHSによる購入・視聴]

『愛されちゃって、マフィア』に似ている作品

ラブ IN ニューヨーク

製作国:

上映時間:

105分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.6

あらすじ

死体安置所で働く、気弱な男チャック。ある夜、客に殴られた売春婦ベリンダを介抱した彼と同僚ビルは元締めがいないことから、危険にさらされる売春婦たちのためにマネージメント会社を立ち上げる。会社…

>>続きを読む

クレイジー・ママ

製作国:

上映時間:

80分

ジャンル:

3.5

あらすじ

1958年、カリフォルニア。美容室を経営するメルバは、借金の形に店を取られて一文なしとなり、母・シーバや娘・シェリルと共にアンカンソーの生家に向かうことに。今では人手に渡った我が家を取り戻…

>>続きを読む