kazu1961

狂乱のアメリカのkazu1961のレビュー・感想・評価

狂乱のアメリカ(1932年製作の映画)
4.0
▪️JPTitle :「狂乱のアメリカ」
ORTitle:「American Madness」
▪️First Release Year : 1932
▪️JP Release Date :
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-136 再鑑賞
🕰Running Time : 81分
▪️Director : フランク・キャプラ
▪️Writer : ロバート・リスキン
▪️MusicD :
▪️Cast : ウォルター・ヒューストン、パット・オブライエン、コンスタンス・カミングス、ケイ・ジョンソン、ケヴィン・ゴードン、ロバート・エメット・オコナー、アーサー・ホイト、アンダーソン・ローラー、ロバート・エリス
▪️Review
これぞフランク・キャプラ!!フランク・キャプラのわたしの一番大好きな『素晴らしき哉、人生!』の原型とも言える物語です!!
人情をベースに理想を持った個人が組織に立ち向かう構図はキャプラのお得意そのもの。どん底に落ちた主人公が一転、起死回生の出来事が。。。この辺りは『素晴らしき哉、人生!』を彷彿とさせ感動に満たされます。
本作、フーバーの経済復興策に不信を抱く当時の観衆の心に鋭く切り込んだ作品です。主演はウォルター・ヒューストン、清廉な情にあつい頭取を見事に演じています。

物語は。。。
大恐慌のさなか、ディクソンが頭取を務める銀行に強盗が入ります。被害額は10万ドルでしたが、いつの間にか世間の噂では500万ドルの巨額に膨れ上がってしまいます。噂を聞きつけた預金者は次々に解約に押し寄せ、銀行は倒産の危機に瀕してしまいます。その上、ディクソンは予てから彼を煙たがる取締役員会の役員から辞任を詰め寄られ、苦境に立たされるのですがりりり

しかしいつの時代も人のうわさが大きなパニックを引き起こすのは怖いですよね。。。良作!!

▪️Overview (映画. comより)
大恐慌を背景に、理想に燃える銀行員の姿を描いた社会派ドラマ。監督は後の名匠フランク・キャプラ。ユニオン・ナショナル銀行の頭取ディクソンは、自らの信念に基づいた人道的な融資を繰り返し、銀行役員たちから睨まれていた。ある日、銀行が強盗に襲われたという噂が尾ひれをつけて街中に広がり、預金を引き出そうとする人々で大パニックになる。ディクソンは部下のマットらと共になんとかこの危機を脱け出そうとするが……。
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