パッケージによれば、『謎のペンダントを巡る、アクション・ファンタジー』です！

反抗期のサラは、母親の言う事も聞かず、屋根裏で見付けた酒と、叔父がくれたペンダントを持って遊びに行く。友人のエミリーと会って盛り上がろうかとした時…突然目が真っ暗に抜け落ち、目から血を流した人影が複数迫り来る！それはゾンビで、エミリーは殺されてしまう。サラにも危険が及ぶかと思われた瞬間、刀を持った若い男に命を救われる！…という内容です。

アクション・ファンタジーって聞いてたのに、あっという間にゾンビ映画に。話が違うよね？！しかもこのゾンビ、メイクは目の所だけであとは普通の人なんですよ。そして大量で、全力疾走で追い掛けて来るという（笑）。あんな元気なゾンビ、観た事無いよ？！そしてサラ達、追い付かれそうになるんだけど、何故か追い付かれ無い。そして全く息も切れない…。何故だぁぁ！！！

面白そうな話になりそうなのに、完全に消化不良ですわ。ゾンビ達、他にも水には入れないとか聖なる場所には入れないとか色々と伏線張るのに それっきり回収しなかったり、サラのペンダントとか、サラを守る男とかその武器の剣とか、次々と設定を登場させては全て放置。ラストも意味不明な終わり方だったし、「もしかして、後編があるんじゃね？」とか思って調べましたやん！うん、そんなもんは、ねぇ！！モヤモヤしまくりです！

夜になれば全力疾走するゾンビ達、昼間は死体に戻ります。サラの母親、昼間になって家の中で動かなくなった死体達を家の外に適当に並べて放置。また夜になったら動くのが定番なんだから、昼間のうちに燃やすとかしようよ！何故、並べる！虫干しか（笑）！

ラスト付近で、母親とサラは仲直りするんですが、母親が「お前達は私の宝物よ」みたいな台詞を言った数分後にゾンビ化してサラに襲いかかるんですよ。そして泣きながらゾンビになった母をボコボコに殴るサラ。何だったんだ、あの母娘の絆を確かめるシーンは！台無しだよ！

そして男が慌ててサラの所に戻ったけど、サラは既に死んでたり。え、サラってヒロインじゃ無かったの？もしかして生き残ったサラの妹のジルが真のヒロイン？…グッダグダやな、展開！

最大の謎は、『放題のタイトルにもあるラビリンスは何処へいった？』って事ですね！色々突っ込んで、スッキリしたい人にオススメの映画です（←そんな奴ぁ、いねぇよ）！

外国の中学生が見る2時間ドラマみたいな印象。つまらないし、主人公もブス。

うーん、、、

DVDのジャケットはカッコよかったんだけどなー。