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ベン・ハーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
4.2
「ベンハー」
原題「Ben-Hur」
1960/4/1公開 アメリカ作品 2017-179
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1960年代以前ランキング33位
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1960年第32回 アカデミー賞作品賞

当時、54億円もの巨額な製作費がかけられただけある超大作スペクタクル、This is movie という作品ですね。
何と言っても圧巻はクライマックスの戦車競争のシーン。実物大に組まれた競技場のセットでの戦車競争シーンは見応えがありますね!
その上、単なるスペクタクル映画におわらせず
原作の副題に「キリストの物語」とあるように、キリストの生誕、受難、復活が「ベン・ハー」の物語の大きな背景となっています。それによって生きるとは?という壮大なテーマを打ち出すことに成功してますよね。
人間の業だけでなく業病の業まで全てを引き取って逝くキリストはやはり神ですね!
映画ファンなら避けて通れない作品です!

本作はルー・ウォーレスによる小説「ベン・ハー」の3度目の映画化作品であり、名匠ウィリアム・ワイラーがメガホンを取った。タイトルロールにチャールトン・ヘストン。アカデミー賞にて11部門を獲得した。この記録は「タイタニック」(1997年)、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2003年)がタイ記録を樹立するも破られていない。
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