偶にはゾンビ映画でも見ようかなと思ってたら…。



精神病院に入れられた妹のリリーを心配していた兄のジャック。
しかし面会は許されず、妹の様子すら分からなかった。
ジャックはリリーを救い出すために異常者のフリをして精神病院に入り込む。

病院内では悪の院長の実験でオーフィウムなる薬を患者に投与する実験が行われていた。
原理はよう分からんが、オーフィウムを投与された患者は以上に血を求めるようになるのだ。
患者が実験対象にされてる事を知り、警戒を強めるジャック。

その後マトモな性格の患者(でも変人)であるデイブの協力して、リリーやデイブと共に3人で脱出を開始する。
しかし、院内は既にオーフィウム投薬された患者でいっぱいになっていた…。



謎の薬によって狂人まみれになった精神病院からの脱出を描いた、サバイバル・ホラー。

タイトルから病院がゾンビまみれになる映画かと思ってレンタルしましたが、実際には薬の所為で頭がイカレて発狂なった連中が暴れまわる、狂人パニック系の映画でした。
(所謂「クレイジーズ」とか「処刑軍団ザップ」とか、ああいいうの。)
しかし、目がゾンビのそれだったり、血を求めて食らいついたり、噛まれると感染したりするので、このタイトルも間違いではない…のかな？ｗ
(まぁ「処刑軍団ザップ」もゾンビ映画として紹介されてたりするし、大目に見てくれよ。　…ダメ？ｗ)

まぁ、マトモなゾンビ映画を期待したらガックリする気持ちは分からなくはないけど、サバイバル・ホラー系の映画としては割と楽しめました。


ゾンビパニック開始するまで1時間近くかかったりするが、そこまでのドラマはそれなりに観れる。
主人公が妹の救出のために病院に乗り込むというストーリーも案外悪くない。
入院患者のキャラも中々に立っているし、そこからの脱出準備のドラマもそこそこ。
特に悪の院長役のオッサンが凄まじい外道演技を披露、正直後半のゾンビ系の狂人(以降、”ゾンビ狂人”)よりこのオッサンの方がおっかないっす。ｗ

後半、パニックメインになると、全力疾走するゾンビ狂人が山の様に出てきててんやわんや！
かなり血が出まくって人体破壊も出まくり、スプラッター度の高いパニック描写は盛り上がります。
また、傷ついたゾンビ狂人が共食いをしたり、「死霊のはらわた」の死霊並に煽ってきたりと、あっちゃこっちゃでイカレまくりの大騒ぎで賑やか。
主人公側も狂人ゾンビのてんやわんやですっかり狂ってしまい、マイケル・ベイさんの映画並にキレまくりになる！！！ｗ
ラストも完全にバッドエンド(！？)で、後半のカオスっぷりは中々楽しかったです。

ただ、余りにガヤガヤしすぎの騒がしすぎて、後半は強引な展開が目立つ。
前半のドラマも長すぎて中盤は中だるみ気味なのが残念。
主人公も刃物類を一回使っただけで使い捨てたりと、おかしな場面や辻褄の合わない場面も多い。


まぁこの手の無名なB級ホラーとしてはそれなりに頑張ってる方かな。
残念な個所や荒い所もあるけど、見どころは多いので頭カラッポにしてみる分には丁度いいかもしれません。
あんま期待しないでどうぞ。ｗ

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前半はちとダルいけど後半は血の雨が降る邦題はゾンビなのにゾンビ映画ではない病院ホラー

ピーター・ストーメアが院長ってだけで、もう怪しさ満点でした(笑)

『ザ・インシデント』ぽいかな～

ヒロ吉さんオススメ有難うございます(=ﾟωﾟ)ﾉ



精神病院に入れられた妹リリーが心配になり、自分も病気を装って入院することにした凄い眉毛のジャック。

そこでは、院長ジアネッティ(ピーター・ストーメア)による人体実験が行われており、彼の治療を受けた患者はみな瞳が白くなり、血に反応するように。

ジャックは、患者仲間のデイヴと共に病院を探り、逃げ出そうとするのだが……



血塗れちんこ喰い偽乳美人！！！

前半は病院をうろうろしたり、ジャックの眉毛がげじげじ過ぎてそこしか目がいかなかったりしますw

が、後半は白い病棟が赤に染まる(*´艸`)

血糊も特殊メイクもなかなかのクオリティで楽しかったぁ～

前半のぐだぐだの際に、もっと患者たちの個性や関係性を見せてくれたら面白くなったかも？

惜しいけど後半の勢いで帳消し♪

つまんなくてハゲるかと思った(´ºωº｀)

茶番です。
いや、茶番なのは全然いいんです、というか好きです。
けど良い茶番と悪い茶番があるじゃないですか？(^ω^;);););)
そしてこれはボクの中で悪い茶番の部類に入るんですね(^_^;)

何がダメかってクソ映画なのに「笑えない」。
面白みがほとんどない。
こういうクソ映画って笑えなきゃほんとにただのクソ映画になっちゃうじゃないですか、クソ映画の「クソ」という言葉に愛がなくなっちゃうじゃないですか、だからこれは「本当のクソ映画」。

じゃあ逆に愛のある「クソ映画」ってなんなんだよっていうと『レック3 ジェネシス』に決まってんだろバカヤローwww(昨日の僕のレビューよかったらみてください、ボクにとっての良いクソと悪いクソの違いがわかると思います)。

そしてこの邦題は嘘です。
「ゾンビ」なんて出てきません。
ただ血肉を欲す精神異常者たちのことです。奴ら普通に喋ります(^_^;)

妹を救うために兄が精神異常者を偽ってわざと精神病院に侵入して妹と脱出するっていう内容なんですけど、出てくる精神異常者達の怪演が鼻につくぐらいわざとらしい(´ºωº｀)

なんか『羊たちの沈黙』のアンソニーホプキンスみたいな(というかたぶんよせてる)オッサンが精神異常者のボス的存在で出てきたんですが、これが鬼弱い(^ω^;);););)
お前ボス感出しといて顎にナイフ刺されてるだけじゃねーか…www

まぁこんなツッコミどころ挙げるときりないんでやめますが、とにかく自分には冒頭から最後までずっと退屈な映画でした。

ラストもクソ。ちゃんとしようね。