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殺人狂 THE GUNS & KILLERSのcocacorgiのレビュー・感想・評価

殺人狂 THE GUNS & KILLERS(1996年製作の映画)
4.0
フツーがまったく通用しないこの展開、嫌いじゃない。むしろすごく好き。
人質にとったファミリーが何かフツーじゃないよの違和感が次第に確信に変わる流れ、楽しい。
めちゃくちゃおかしいことが起きてるんだけど、誰もパニックにならないで毅然として悪なのが良い心掛けだなって。
とゆうか悪って何だっけ、悪はそれ以上の悪や暴力や狂気の前では0になってしまうんだっけ。
狂気に立ち向かう人ってその人のバックグラウンド関係なしに誰しもがヒーローっぽく見えるんだろうか。何でカッコ良く映るんだろう。
どうせおれたち地獄に行くんだからいっそ悪なりの正義を貫いてカッコ良く堕ちてやろう、ってゆう悪の美学もあって、めちゃくちゃ色んな価値観を揺さぶられた。
どう転んでも狂気しか残らないラストとかすんごいgood。ワンダフォーだった。
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